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トヨタ決算発表 豊田社長が事業方針説明(全文5完)「トヨタは大丈夫」が一番危険

5/8(水) 18:09配信

THE PAGE

豊田社長「未来への投資、企業自体のモデルチェンジに取り組んでいる」

 競争力のほうは、やはりいろいろCASEをはじめ、いろんなテクノロジーカンパニーとかいろんな他業種と組む必要性がございますが、やはりトヨタが何十年も培ってきましたリアルの世界で選ばれる存在になる。そしてトヨタが成長するということは世の中にとっていいことであるというふうに思われることが必要なんじゃないのかなと思っております。

 やはり私どもとしては、トヨタの株を中長期にわたって持って良かったなと思っていただく方が徐々に増えていただくことが大変ありがたいというふうに思っておりますけれども、それは日々の努力によるものだというふうに思いますし、あとは私もこの数年間、設備投資1兆円、研究開発費1兆円、そして株主還元1兆円というレベルを続けていきながら、未来への投資、企業自体のモデルチェンジをやっております。

 この還元を続ける実力を維持しながら、未来への投資を遅れないようにしていくことが大変大きな課題になるかなというふうにも思っておりますので、いずれにしても中長期的な視点でトヨタ株を保有していただける株主の方々に、トヨタの株を持っていて良かったと言っていただくよう、今後も努力してまいりますので、ご支援よろしくお願いをしたいというふうに思います。

司会:よろしいでしょうか。では予定の時間も近づいてまいりましたので、ここから先は恐れ入りますがお1人さま1問ずつでお願いできればと存じます。いかがでしょうか。では真ん中の列の前から2番目の真ん中の方、お願いいたします。

豊田社長が考える世界の移動の幸せとは?

記者1:お世話になります、【シンリョウ 01:42:18】です。幾つかもう出ているので、一部重複があったらごめんなさい。次の10年なんですけど、トヨタの周りにはいろんな問題が山積しています。その中で日本と世界にとってトヨタが移動の幸せ、愛も大事だし、ありがとうも、笑顔も全部大事で、それは幸せだと思うんですね。その幸せをトヨタはどのように世界の人たちに分けてくれるのか、あるいは増やしてくれるのか。その1点だけ確認させていただきます。社長の考える世界の移動の幸せとはいったいなんなんでしょうか。

豊田:移動の幸せの陰に移動の不幸せもあるんですね。例えば交通事故とか、いわば大気汚染だとか、こういう問題はやっぱりモビリティー社会、モビリティー会社に関わる上で、非常に解決すべきネガティブな話だと思います。ですからこういう話をできる限りミニマイズしていきたい。それによって、相対的に今シンリョウさんが言われたような、車に愛をだとか、ああいうようなことが結果的にマキシマイズしていくところを、毎日、これもまた地道にやっていくしかないんだろうなというふうに思います。

 残念ながら、交通事故が昨今大きくニュースで取り上げられてまいります。いつも犠牲になられる方というのが、本当に幸せな日々を送っておられた方ばかりなんですね。ですからこういう社会が、自動車会社に関わっている者としては大変心が痛く、悲しい思いをしております。ただそれをどう、最後、交通事故死、重大事故というものをゼロに持っていけるようにするかというのは、まだまだ長い道のりかもしれませんが、これだけは絶対に変わらぬ軸として今後も進めていきたいというふうに思っております。

司会:よろしいでしょうか。それでは予定の時間を過ぎておりますので、あとおひと方とさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。ありがとうございます。それではもうあと2、3名ということでお時間を延長させていただきますが、先ほども申し上げましたが、ホンダさんの決算もございますので、どうぞご遠慮なくご退出ください。

豊田:どうぞ、本当ご遠慮なく。ホンダさんからとやかく言われても困りますから。

司会:では真ん中の前から4列目ですかね、今、眼鏡を掛けていらっしゃる。

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最終更新:5/8(水) 18:09
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