ここから本文です

松田るか「水着は最後」上京5年目の覚悟と「仮面ライダーエグゼイド」がくれた力

5/8(水) 19:30配信

Movie Walker

「仮面ライダーエグゼイド」のポッピーピポパポ役で一躍注目を浴び、『映画 賭ケグルイ』(公開中)と『映画 としまえん』(5月10日公開)など出演作が相次ぐ注目の若手女優、松田るかの初めての写真集「松田るか1st.写真集 RUKA / LUCA」が発売中だ。「5年頑張って芽が出なかったら諦めて帰る」と決めて上京した松田にとって、まさにその5年目にかなった写真集。「水着は最後」と語るその裏側には、女優業への強い覚悟があった。

【写真を見る】ボルドーのワンピースで笑顔の松田るか。“ほぼ無修正”の写真集秘話とは?

■ 「女優業に専念していこう、という想いを込めました」

松田が育った沖縄の環境に似たフィリピンのセブ島で敢行した本写真集。帯には「ファーストにしてラスト写真集」との文字がつづられているが、「いまの23歳の私を見られるのは、これが最初で最後。そして『これで水着は最後』という意味も込められています。『ここで一度区切りをつけて、女優業に専念していこう。ここからが新たなスタートだ』という想いを込めました」と女優業への決意表明でもあるという。「『5年頑張って芽が出なかったら諦めて帰る』と思っていました。ちょうど5年目でこうして写真集を出せたので、芸能活動も『もう辞めないな』と感じています」。

“いまの松田るか”をギュギュッと凝縮すべく、ビーチでの爽やかな水着姿、あどけない笑顔でのお風呂カット、ホテルでのんびりくつろぐ姿など、全編にわたってナチュラルな彼女の表情を捉えている。「どれも素の自分が写っていて、お気に入りの写真ばかり。起き抜けのままの髪型だったり、笑いすぎて目をつぶっちゃっている1枚など、本当に素のままだなと思います。ほぼすっぴんですし」と笑うが、さらには「ほとんど修正をかけていない」と明かす。

顔のうぶ毛や足の傷までそのままを捉えているそうで「写真集を作るにあたって、一番古いものだと20年くらいのものまで、いろいろな方の写真集を見させていただきました。編集技術がない分、昔の写真集のほうが、そのままの姿が収められていてとても魅力的だなと思ったんです。それに『なぜ写真集を作るの?』と考えた時に、他の誰とも違うもの、他では見られないものでなければいけないと思ったんです」と力強い眼差しを見せる。

■ 「自分のルーツを、ちょっと違う角度から見られた気がします」

素顔を思い切り出せた理由は、「カメラマンさんは『仮面ライダーエグゼイド』のころからお世話になっている方ですし、スタイリストさんもご一緒したことのある方。チームがよくて、心置きなく自分を出せました。『お疲れ様』のビールがおいしかった!」という周囲の温かな空気。そして「セブ島の人たちもものすごく温かい。私のつたない英語も聞き取ろうとしてくれるし、ゆっくりとした英語で話しかけてくれるんです。故郷の沖縄とも似ていて、スーパーに並んでいるフルーツもほぼ同じ(笑)。自分のルーツを、ちょっと違う角度から見られた気がします」と故郷と似た雰囲気を持つ場所だからだとか。

セブ島にはゾッコンで、「セブ島には世界で唯一、ジンベイザメの餌付けに成功したスポットがあって、ジンベイザメと泳げるんですよ!中心部からは車で片道4時間くらいかかるんですが、『せっかくだから行こう』と決めて、行ってきました。そういう意味でも、ジンベイザメと一緒に泳いでいる写真はすごく貴重な1枚だと思います。ライフジャケットとシュノーケルも外して、気合を入れて撮影に臨みました」とニッコリ。「泊まったホテルもステキでした。部屋の窓をバッと開けると大きなプールがあって、ちょっと行ったらすぐに海。最高です!セブ島は日本から5時間くらいで行けるし、英語留学で行く方も多いみたいで。写真集の後ろのほうには、私の泊まったホテルをはじめロケ地の紹介も載っているので、聖地巡礼もできちゃうと思います」とオススメしていた。

■ 「『賭ケグルイ』は俳優がアイデアをどんどん持ち込むような現場」

女優として生きていく覚悟を決めた松田。「仮面ライダーエグゼイド」でシリーズにおける新たなヒロイン像を打ちだしたポッピーピポパポ役で脚光を浴びたが、「仮面ライダーエグゼイド」からは大きな力をもらったという。「早起きにも慣れたし、台本の覚える速さも身についた。毎週の放送分の撮影だけでなく、劇場版や雑誌『てれびくん』用のスピンオフの撮影もありました。撮影ペースがハードな分、台本の覚えは速くなりましたね。『仮面ライダー』は若手育成の場所でもあるので、『ここからだ、私も頑張ろう!』という力をもらいました」。

『映画 賭ケグルイ』では、ドラマ版に引き続き、“皇ちゃん”こと皇伊月(すめらぎいつき)役を好演。「同世代との共演は、刺激になることばかり」だと話す。「『こういう台本の読み方もあるんだ、こういうやり方もあるんだ』と刺激になります。それぞれが『こうしてみたい』と持ち寄ったアイデアを、どんどん持ち込むような現場。『みんなで作っているんだ』という熱を感じられます」と女優業の醍醐味を実感している。

数々の出演作を重ね、見えてきた自身の武器は「声」とキッパリ。「声優も何度かやらせていただいていて。新人女優が声優もやらせていただくなんて、なかなかできない経験をさせていただいているので、その経験は武器だなと思っています」。「日本映画らしい、作品に出てみたい。これまでぶっ飛んだ役が多いので、普通の役もできるようになれたらうれしい」と夢を膨らませるが、「自分らしさを持って進んできたい」となによりも大切にしたいのは“自分らしさ”だという。何事にもまっすぐに向き合う姿が、大いに魅力的な松田るか。これからの活躍からも、目が離せない。

(Movie Walker・取材・文/成田 おり枝)

最終更新:5/8(水) 19:30
Movie Walker

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事