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【バドミントン】バード・ジャパン 史上最強軍団愛称発表も同名企業存在!

5/9(木) 16:32配信

東スポWeb

 あわや法廷闘争だ。バドミントンの男女混合国別対抗戦「スディルマン杯」(19~26日、中国・南寧)の日本代表選手発表会見が8日に都内で行われ、日本代表の新愛称が「BIRD JAPAN(バード・ジャパン)」と発表された。「いろんな意味が込められて最高」「シンプルですてきな名前」と関係者、選手からは大好評だったが、ひょんなところで問題が浮上。なんと同名の企業が存在したのだ。いったいどうして?

 今年で16回目のスディルマン杯は世界バドミントン連盟(BWF)が主催する2年に一度の大会。初Vの期待がかかる日本は男子シングルス世界ランキング1位・桃田賢斗(24=NTT東日本)を筆頭に、女子ダブルスで世界上位に3ペアが名を連ねるなど層の厚さは世界最高レベルだ。

 そんな“史上最強軍団”に付けられた愛称が「BIRD JAPAN(バード・ジャパン)」だ。最近では代表選手の間で「他の競技でも○○ジャパンの愛称があるからうちも何か考えよう」という機運が高まり、日本バドミントン協会は理事会などで意見を募って決定。愛称には「世界への飛躍」という日本の現状と、競技特性でもある「空中戦」「羽根を使う」という意味が込められた。日本協会の銭谷欽治専務理事(66)によれば「バド」と「バード」のダジャレ的な要素も「多少はある」という。

 選手の反応も上々で、桃田は「すごく新鮮でいいと思う。世界に羽ばたけるように頑張ります」とにっこり。のっけからの大好評に銭谷専務理事は「ドンドン書いて広めてくださいね」とご満悦。「実はBWFにアピールして、外国の大会でも使えるように…と狙ってるんですよ」と早くも“海外進出”まで視野に入れたが、ここで大問題が発覚! なんと大阪に同名企業が存在したのだ。

 その会社とはパチンコ・スロット専門の中古機材商社「バードジャパン�」(大阪・摂津市)。意気揚々と会見場を後にした銭谷氏に事実を伝えると「え?ホント?」と絶句。すぐに同社のホームページを確認して「いや~、パチンコか…」と狼狽した。それでも銭谷氏は「でも、こちらはカタカナでしょ? うちは正式にはアルファベット表記だから大丈夫。それに今、商標登録の準備もしていますから」と冷や汗をかきながらも笑みを浮かべた。

 特許庁の商標検索サイトで調べると、8日現在で「BIRD JAPAN」および「バード・ジャパン」の登録・出願の形跡はない。だが、仮に同社が「勝手に使われた」などと異議を申し立てたらややこしい事態になる。余計なお世話と知りながらも…本紙が同社に問い合わせると「わざわざ知らせてくれてありがとうございます」と実に丁寧な対応。日本バドミントン協会への異議、敵対の意思などは「全くありませんし、今後も何もするつもりはありません」という穏便な回答であった。

 他競技では「なでしこジャパン」(サッカー女子代表)、「侍ジャパン」(野球代表)が各団体によって商標登録されているが、この手の愛称、キャラクター、デザインに関しては「パクられた」「マネされた」とのトラブルは付きもの。今回は事前調査不足の感が否めないが、同社の“神対応”によって最悪の事態は回避された。これで「バード・ジャパン」は堂々と東京五輪で羽ばたける。

最終更新:5/9(木) 16:38
東スポWeb

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