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脱プラスチックで海外からも注目、“食べられる器”とは 愛知・碧南市

5/9(木) 16:00配信

中京テレビNEWS

中京テレビ 「キャッチ!」 5月8日放送より

 「脱プラスチック」の動きで、食べられる器が話題になっています。海外からも注目され、食べられる器を作っている愛知県碧南市の会社では、今年に入ってから売上げが急激に伸びているといいます。

観光地 岐阜・高山市ではいろいろなアイデアの器が

 岐阜県高山市の観光名所の宮川朝市で今、話題になっている飲み物があります。それは「コマコーヒー」で販売しているエスプレッソコーヒー。でも、カップがちょっと変わっています。

「クッキーのカップの中に砂糖をコーティングしてあります。コーヒーを飲み終わったら、カップを食べることができます」(コマコーヒー 駒田匡俊さん)

 なんと食べることが出来るというこのコーヒーカップ。観光客の反応は。

「 It’s a good idea」(台湾からの観光客)
「(エスプレッソは)とってもおいしいです。(カップが)食べられるのもすごくいいですね」(観光客)

 さらに、高山市上三之町の古い町並みでも食べ歩きにぴったりの品がありました。

 高山名物「飛騨牛のにぎり」の下にあるのは、あおさ入りの手焼きせんべい。飛騨牛を楽しんだ後にいただきます。

「ポイ捨てとか問題になっているので、これ(せんべい)も食べられるからいいなと思った」(観光客)

「ごみになるのはちょっと困るなと。せんべいなら食べてもらえると考えた」(御食事処 坂口屋 坂口健一 店主)

 テイクアウトしたお皿を、今やごみとして捨てるのではなくそのまま食べる。そんな動きが加速しています。

「食べられる器」でごみをゼロに

 愛知県碧南市にある「丸繁製菓」では、こうした“食べられる器”を作っています。

 原料となるデンプンやタマネギ、白身魚などの粉を機械に入れ、そのままプレス。しばらくすると、食べられる器の完成です。できたてのアツアツを食べてみると。

「おいしいです、香ばしくて。焼きたてのおせんべいを食べている感じです」(記者)

 もともとここは「アイスモナカの皮」を作っている会社。アイスモナカの皮を作る会社は碧南市に9社もあり、皮作りは碧南の知られざる地場産業です。

「弊社の商品のコンセプトは、“おいしく食べて、ごみをゼロにする”」(榊原勝彦 専務)

 ただいくら食べられるといっても、おいしくないと食べてはもらえません。試行錯誤の末、「焼きとうもろこし」「紫いも」「えびせんべい」「オニオン」の4種類の味を生み出しました。

 開発したのは8年前でしたが、当時は全く売れませんでした。それが今年に入って状況が一変したといいます。

「去年の秋、スターバックスさんの“脱プラスチック”のストローをやめる動きから、環境への一般の方の意識が変わってきたと思います」(榊原勝彦 専務)

 これまでは年間3000枚ほどの販売数でしたが、今年の1~3月だけで、すでに倍以上を売り上げています。

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最終更新:5/9(木) 16:00
中京テレビNEWS

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