ここから本文です

右折事故で奪われた幼い命!矢印信号の落とし穴…“信号ルール”はこれで良いのか?

5/9(木) 21:24配信

FNN.jpプライムオンライン

「たった9秒…」矢印信号での短い右折時間

信号機のある交差点は全国で20万8226ヵ所。そのうち約14%にあたる3万ヵ所ほどについているのがいわゆる矢印信号だ。矢印信号は右折する車が多い交差点に設置されている。

ところが、街では「前に2台くらいしかいないときでも、前の車がちょっともたつくだけでも点滅し始めて怖いので行きたくない。運転する側からすると矢印信号はちょっと短すぎるなと思う」といった不満の声も聞こえてきた。

そこで、交通量の多い東京都内の交差点で右折信号の時間を計測してみると…
青信号の時間が53秒なのに対し右折の矢印信号の時間はわずか9秒。この間に右折できた車は5台だけだった。

そもそも交通量が多いため青信号の間は、ほとんど右折できない。そのためか右折信号が赤となった後も無理矢理右折する車が後を絶たない状態となっている。

右直分離方式や時差式信号にも残る欠点

では、短い右折信号の時間を長くしたり、完全に右折と直進の信号を分けたりすることはできないのだろうか?

交通システムに詳しい日本大学 安井一彦准教授に聞いてみると…

日本大学 安井一彦准教授:
右折と直進の信号を完全に分けてしまう右直分離という方法があり、事故防止に非常に効果があります。ただ交通量の少ない交差点でこれをやってしまうと無駄な待ち時間が非常に出るので、現場の判断で調整してやっていくことになると思います

また全国で1万2000カ所設置されている時差式信号は、文字通りこちらが青でも時間差で対向車側だけ赤信号になるというもの。ただ対向車側の信号がわからないので本当に右折しても大丈夫なのか不安も残る。

なんとかこうした欠点を解決する信号システムはないものだろうか?

風間晋解説委員:
右折車線の混雑状況を確認するセンサー技術と信号をコントロールする技術を組み合わせれば解決できるんじゃないかなと思いますね。

木村拓也キャスター:
日本の技術をもってすればということですね。いずれにしても大切な命を守るために一刻も早く対策を講じる必要があると思います。

Live News it!

2/2ページ

最終更新:5/10(金) 15:19
FNN.jpプライムオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事