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提携で海外事業展開 テイカ製薬、台湾企業と

5/10(金) 1:56配信

北國新聞社

 富山の製薬会社が海外企業と提携して現地で事業展開する動きを強めている。テイカ製薬(富山市)は台湾の製薬大手とジェネリック医薬品(後発薬)を共同開発した。来年から現地で販売する。日本市場が縮小する中、生産・開発拠点を新設するなどの投資負担を抑えて販路を拡大する。

 テイカ製薬は水を含まなくても口内で素早く溶ける「口腔内崩壊錠」の特許技術を台湾のシンモサバイオファーマ社に提供し、勃起不全(ED)の治療薬など2製品を共同開発した。シンモサ社が台湾で販売し、テイカ製薬は売上高に応じて手数料を得る。

 両社は2016年に技術提携契約を結んだ。さらに数製品を開発して東南アジアに輸出する方針で、テイカ製薬の担当者は「別の国でも提携先を探したい」と話した。

 日本の製薬市場は国の医療費抑制策に伴う薬価引き下げにより、大幅な伸びが見込めない。そのため、各社は伸びしろがある海外に目線を向ける。

 富山市に生産拠点を置く富士フイルム富山化学(東京)は昨年、自社開発のがん診断薬・治療薬の候補化合物に関し、スイスの製薬大手ノバルティスの子会社とライセンス契約した。海外での開発・販売の独占権を与える代わりに、売上高の一部を手数料として受け取る。

北國新聞社

最終更新:5/10(金) 1:56
北國新聞社

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