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お家芸のバトンでミス 男子400リレー失格

5/11(土) 23:58配信

毎日新聞

 陸上の世界リレー大会が11日、横浜市の日産スタジアムで開幕し、男子400メートルリレーで、日本(多田修平、山県亮太、小池祐貴、桐生祥秀)は予選で、バトンパスのミスがあり、失格となって、12日の決勝に進めなかった。

【痛恨のバトンミスをスライドショーで】

 日本にまさかのミスが出た。第3走者の小池までは先頭争いを繰り広げた。しかし、最終走者の桐生への受け渡しで、渡そうとしたバトンが手につかずに宙に浮くような形になり、桐生がキャッチしてそのまま走った。ただ、ルールでは、競技中にバトンは手で持ち運ばなければならないとあり、失格となった。

 小池は第2走者の山県との受け渡しの際、本来は端を持つはずのバトンの真ん中を握った。だから、「桐生にいつもより近い位置で渡さなければと考えた」。さらに受け渡しの際、桐生がよろけたのが見えて少し減速。結果的に、こうしたわずかなズレが重なり、バトンパスする手の位置が合わなかった。

 来年の東京五輪で2大会連続のメダルを狙う日本にとって、今大会は試金石。リオデジャネイロ五輪銀メダルメンバーのうち、ケンブリッジ飛鳥が左太ももの加療、飯塚翔太も急性虫垂炎の影響でともに外れ、山県、桐生もリオ五輪の第1、第3走者から役割を変えた。

 新布陣で臨んだが、針の糸を通すような日本得意のバトンパスで、逆にリレーの怖さを知る結果となった。桐生は「バトンを失敗しないだろうという緩みがあった」と自戒し、「これでびびらず、攻めるバトンを忘れずやりたい」と気を引き締めた。思わぬ落とし穴を今後の糧にできるか。【新井隆一】

最終更新:5/12(日) 0:34
毎日新聞

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