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痛恨のバトンミス 男子400メートルリレー、日本失格

5/11(土) 23:03配信

産経新聞

 陸上の世界リレー大会第1日は11日、横浜市の日産スタジアムで行われ、男子400メートルリレーの日本は予選3組で失格となった。

 まさかの結末に日本の4人の顔が凍り付いた。小池と桐生の間で、生命線のバトンが乱れて失格。今大会で世界選手権の出場権を手中に収めることはできなかった。桐生は努めて冷静な口調で、こう振り返る。

 「バトンの失敗はないだろうという緩みがあった」

 新たな布陣で臨んだ日本。桐生の追い込む迫力を生かすためにアンカーに起用し、昨年から急成長を遂げ、コーナーワークも鋭い小池を3走に配置した。

 予選は米国、カナダ、中国ら強豪と同じ組に入り、苦戦も予想される中、3走まででトップに立つ。ただ、すでにこの時点で“ひずみ”が生じていた。山県と小池の受け渡しが間延びして、小池がバトンを握る位置が前方近くになってしまい、桐生が握れる部分が普段より狭くなってしまったのだ。そのため、小池は「近づいて渡そう」と考えていた。

 さらに不測の事態は重なる。桐生が動き出した直後に体勢を崩してしまったため、小池はブレーキを掛けることに。いつもと違ったバトンは桐生の手に収まらない。両者の間でお手玉をするかのように空中を舞い、投げて渡すような形になってしまった。

 「これでびびらず、攻めるバトンをやっていきたい」と桐生が言えば、小池も「これを教訓として、もう一度考えて、共有することが大事かなと思う」と前を向いた。(宝田将志)

最終更新:5/11(土) 23:03
産経新聞

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