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牛久強盗致死 母親ら情報呼び掛け 遺族、解決願う

5/12(日) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ

2000年5月、牛久市岡見町、土木作業員、藤井大樹さん=当時(17)=が同市のスーパー駐車場付近で暴行を受け死亡した未解決の強盗致死事件を巡り、遺族と県警は11日、現場から直線で約6キロ離れたつくば市稲岡の「イオンモールつくば」で、利用者にチラシを配るなどして情報提供を呼び掛けた。母の康子さん(61)は「息子を亡くしたつらさは今も変わらない」と話し、解決を願った。

事件は同年5月4日午前0時半ごろ、同市中央3丁目のスーパー駐車場付近で発生。大樹さんが4人組の若い男から殴る蹴るの暴行を受け、現金数千円を奪われた。大樹さんは脳挫傷と急性硬膜下血腫で9日後に亡くなった。

今回の活動には康子さんと県警捜査1課、竜ケ崎署員合わせて約20人が参加した。事件概要などが書かれた500枚以上のチラシを1時間かけて配布。重要参考人の防犯カメラ映像や似顔絵を公開している動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルも案内した。

康子さんは利用者に「よろしくお願いします」と何度も頭を下げ、事件について丁寧に説明。活動後、「(大樹さんは)人思いの優しい子だった。解決しないまま19年の月日が流れ、無念でならない」と悔しさをにじませた。

捜査1課の中山文雄課長は「ご遺族の無念を晴らしたいと強く思った」と尽力を誓い、「1件の情報提供が解決につながることもある」と協力を求めた。事件後の情報提供は135件。ユーチューブでの動画公開は約1年半前に始め、視聴回数は約6万2千回に上る。情報提供は同課(電)029(301)0110、竜ケ崎署(電)0297(62)0110。
(今井俊太郎)

茨城新聞社

最終更新:5/12(日) 8:08
茨城新聞クロスアイ

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