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サニブラウンに400リレー参戦打診 土江コーチ「3走はない」/陸上

5/12(日) 17:10配信

サンケイスポーツ

 陸上・世界リレー大会最終日(12日、日産スタジアム)日本代表の土江寛裕ヘッドコーチ(44)が会場で取材に応じ、バトンパスの違反により失格した男子400メートルリレーについて、「長い間、失敗がなかったのは奇跡に近い。リレーにミスは起こり得る。大きな財産になる」と振り返った。

 3走・小池祐貴(住友電工)からバトンを受けようとした4走・桐生祥秀(日本生命)がお手玉し、手渡しされなかったことから失格となった。土江コーチいわく、教え子の桐生がバトンパスのミスにより失格するのは競技人生で初めてという。

 2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した種目で、20年東京五輪では金メダルを目標に掲げる。この日朝のチームミーティングで、土江コーチは「『あのときがあったから』と、東京五輪で今回の失敗が生きる形にしよう」と選手に語りかけたという。

 この日、米フロリダ大のサニブラウン・ハキームが100メートルで9秒99をマーク。桐生に次いで日本勢2人目の9秒台で、リレーメンバーの主軸として期待される。土江コーチは、持ち前の後半の加速に加え、出足に磨きがかかっているサニブラウンの起用法について、「1か2か4走。3走はない。エース格をどこに置くか考え、他の特殊な能力を持つ選手をはめていく」と説明した。

 日本は失格により、今大会での世界選手権(9-10月、ドーハ)切符獲得を逃した。今大会上位10チームを除く記録ランキング上位6チームに与えられる出場権で、ドーハ行きを目指す。次戦は19日のセイコー・ゴールデングランプリ大阪。7月下旬のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会にも参戦予定で、土江コーチはサニブラウンに出場を打診していることを明らかにした。

最終更新:5/12(日) 17:32
サンケイスポーツ

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