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「令和」がスタート そのとき皇居周辺では…

5/12(日) 12:11配信

ニッポン放送

「報道部畑中デスクの独り言」(第128回)

ニッポン放送報道部畑中デスクが、令和になった瞬間を取材した模様を紹介する。

新しい元号「令和」が始まりました。

ニッポン放送では平成最後の4月30日から、令和初日の5月1日まで数々の特別番組を放送し、私も取材、中継、番組出演などに関わりました。元号が変わる歴史的な瞬間にこのような形で立ち会えたのは記者としてまさに冥利…ありがたいことと思います。

令和になる瞬間、皆さまはどのように過ごされたでしょうか。私は雨の降りしきる中、取材で皇居周辺にいました。平成最後の夜、午後6時には皇居前広場は立入禁止になり、規制線が敷かれました。しかし、その約5時間後、午後11時過ぎには、規制線の前でにわかに人が増え、その数は300人ほどに膨れ上がったのです。

「ここではイベントはありません」

警察官が声を上げますが、人がいなくなる気配はありません。「何が起こるのか」…わからないまま、私はマイクのスイッチだけは入れました。5月1日午前0時、その10秒ほど前、あるところからかすかにカウントダウンの声が聞こえてきました。その声は波が押し寄せるように私のいるあたりまで伝播し、「3、2、1、ゼロ!」。その瞬間、大きな歓声、「バンザイ」がいたる所で沸き上がったのです。皇居周辺という場所でお祝いの気持ちはどこまで許されるのか…集まった人も周囲をさぐりながらの状況だったようです。

「一生に一度あるかないかなので」「同じ気持ちで集まった人と一緒に迎えたかった」「忘れられない日になった」…集まった人々は明るい表情で話してくれました。4月1日に新元号「令和」が決まった時の「号外騒ぎ」、これも異例のことでしたが、今回のカウントダウンも予想外のことでした。「新しい時代を楽しみにしている」「安心して過ごせるような世の中に」「何かが新しくなるのではないか」…集まった人は若者も多く、こうした声は新しい時代の幕開けを感じさせるものでした。また、日本人は「新しいこと」に飢えているのかもしれない…そんな心境にもなりました。

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最終更新:5/12(日) 12:11
ニッポン放送

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