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八幡浜の現役トロール船、最後の漁終える 9月から後継船導入

5/12(日) 17:04配信

愛媛新聞ONLINE

 29年間の操業、お疲れさま―。老朽化に伴い後継船の導入が決まっている昭和水産(愛媛県八幡浜市向灘)の沖合底引き網漁船(中型トロール船)「第15、16海幸丸」(各125トン)が12日、最後の漁を終え八幡浜港に帰港した。八幡浜市沖新田の市営魚市場にエソやシロムツ、レンコダイなど14トン余りを水揚げし、仲買人らを活気づかせた。
 中トロ漁は1統2隻で一つの網を引くのが特徴。最盛期の1948年には27統54隻あったが、現在は89年に完成した海幸丸の1統2隻のみが稼働している。海幸丸の老朽化に伴い、同社は2016年度に国の補助を受け約10億円で新造に着手。9月からの来シーズンは新船がデビューする。
 4月末までの漁期が最後となった海幸丸は、8日から高知県沖で試験操業を実施。12日午前4時ごろ、暗闇の中、ライトを輝かせて母港に入港した。船倉にベルトコンベヤーが差し込まれると、色とりどりの海産物が氷詰めされた約1800箱が次々に魚市場に運び込まれた。

愛媛新聞社

最終更新:5/13(月) 10:10
愛媛新聞ONLINE

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