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【高野進の目】サニブラウン 粗削りも開花し始めた天性の“才能”

5/13(月) 8:04配信

スポニチアネックス

 ◇陸上 米大学南東地区選手権(2019年5月11日 米アーカンソー州フェイエットビル)

 9秒台もサニブラウンにとっては驚くことではなかったと思う。達成したというより、故障も癒えていよいよスタートを切ったという感じではないか。

 フォームは彼の特徴が出ていた。顎が軽く上がって上半身のひねりを生かし、腕振りでストライドを稼ぎ出していた。少し体のブレもあったが、足の運びもナチュラル。粗削りなところもあるが、無駄に後ろに蹴り上げないし、天性のスプリント力が花開きつつある。これからはそこに何をプラスしていくのかが大事になる。

 リレー代表入りも期待されるが、一ファンとしては200メートルも強いしアンカーかなと思う。バトンパスは修正が必要になるが、これからは鉄板メンバーを組んで五輪を目指してほしい。山県を入れて日本には実質9秒台が3人いるようなもの。世界で金メダルを狙うといっても全くむちゃな目標ではない。(男子400メートル日本記録保持者、92年バルセロナ五輪8位、東海大体育学部教授)

最終更新:5/13(月) 8:15
スポニチアネックス

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