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曇天でも紫外線に注意 雲によるカット率はわずか25%

5/13(月) 11:19配信

ウェザーニュース

 曇っている日は日差しが雲に遮られている分、紫外線も弱くなっていると感じますよね。

 実際はどのくらい弱くなるのか、ウェザーニュース独自観測機「ソラテナ」の観測データで見ていきたいと思います。
 地上に届いている紫外線には、波長によってUVAとUVBの2種類があるので、それぞれに分けて解説していきます。

曇りの日の"UVA"は晴れた日の約75%

 UVAは、晴れた日(2019年4月16日)は最大で約170W/平方メートルである一方、曇った日(2019年4月26日)は約130W/平方メートル。
 曇天の方が弱くなるものの、晴天時の約75%は私達の肌に届いていることが分かります。

 UVAは、そのエネルギー自体は弱いものの、地上に届く量の多さから肌に大きな影響をもたらします。肌の奥「真皮」まで到達し、肌の弾力を低下させるため、シミ、シワやたるみといった肌の老化現象(光化学)を引き起こすと考えられています。

 そのため、肌の老化を防ぐためには、曇っている場合でも日焼け止めなどでしっかり対策をした方がよいと考えられます。

"UVB"は雲で半減

 UVBは、晴れた日(2019年4月16日)は最大で約5W/平方メートルであるものの、曇った日(2019年4月26日)は約3W/平方メートル。
 晴天時に比べると、曇天時は半分ほどしか地上に届いていないことが分かります。

 UVBは地上に届く量は少ないですが、それ自体のエネルギーが強く、火傷のように赤くなったり(サンバーン)、メラニン色素が沈着して褐色になる(サンタン)ほか、シミやソバカスの原因にもなります。

 そのため、曇っていて少ししか届かない場合でも油断は禁物かもしれません。

 たとえ曇っている場合でも紫外線が届いていることには変わりないので、対策を行ってから外出した方が安心ですね。

ウェザーニュース

最終更新:5/13(月) 11:29
ウェザーニュース

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