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「タバコの煙が一切ない店内で純米酒を堪能してほしい」名古屋で完全禁煙を貫くバー店主の決意と信念

5/13(月) 12:03配信

メシ通

禁煙の日本酒バーって、なんなん?

突然ですが、みなさん日本酒って好きですかね。

筆者は割と好きな方なんですが、正直、マニアのように細かいコトは分からん。
ただ昔、日本酒好きの知人に「どんな日本酒が好きか」と聞かれ、正直に好きな銘柄を答えたら「あんなもんは酒じゃない!!」と罵倒されたトラウマがあります。ま、誰しもウンチク語りたいわけなんで、いいんですけど。

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だから日本酒が好きといっても、そんなに銘柄の尊さや味の違いが分かるほど詳しいワケじゃねえんです。そんな筆者に、メシ通編集部から取材の指令が下ってしまった。聞けば、「完全禁煙の日本酒バー」なるものが名古屋にあるというではないか。
「日本酒の味や香りを楽しむために、わざわざ禁煙にしているなんて、どんなこだわりの店なんだ。話を聞いてきてほしい」とのこと。
この時点でマスターのこだわりようが透けて見え、筆者はかつてのトラウマを思い出してしまったわけですよ。

というわけで、かつて漫画『夏子の酒』(古いわ!)で知り得た日本酒のニワカ知識しか武器のない筆者は、まるで南米遠征でアウェーのピッチに向かうようなつもりで取材に足を運んだのであった……。

いきなりの「店内禁煙マーク」が異彩を放つ

訪れたのは、名古屋の下町繁華街「今池」。以前はダイエーだったイオンの真向かいにある雑居ビルの2階に、その店はあった。
ビルの外看板で店名を確認し、階段をのぼって店を発見すると、そこにはいかにも「かつてスナックだった」ような風体の窓ナシ扉があった。シンプル極まりない扉だが、そこにはデカデカと「禁煙」のマークが! そう、ココがお目当の「日本酒Barやわらぎ」なのだった。

ちなみにこの店、電話番号は「ナシ」。かろうじてSNSで連絡をとり、取材のOKをもらったのだった。
扉をギイと開けると、これまた見事な「居抜き感」のただようカウンターと小さなボックス席がレイアウトされていた(いやホメてます)。
棚に並ぶのは、店主がこだわって選りすぐった日本酒の空瓶。というか、日本酒以外の酒が見当たらない。ここは誰がどう見ても「日本酒バー」だ。ちなみに中身の入っている酒瓶は日本酒セラーに入っているのでご安心を。

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最終更新:5/13(月) 12:03
メシ通

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