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きっかけは「白い巨塔」 ミャンマーで4000人の命を救った日本人スーパードクター

5/13(月) 22:00配信

テレ東プラス

神様と呼ばれるスーパードクター

今回注目するのは、ミャンマーで「最後の希望」といわれる日本人スーパードクター。早速ミャンマー最大の都市・ヤンゴンで聞き込みを開始。「ニイナミ先生なら、毎日病院にいるわよ」との情報をもとに、ヤンゴン総合病院へ。ミャンマーで最先端の医療を誇る病院だ。

4000人以上の命を救ってきたスゴ腕日本人スーパードクター、新浪博士さん(56歳)。年間300件以上もの手術をこなす、心臓外科のスペシャリストだ。

0.05ミリの世界!心臓を動かしたまま行う“神の手“手術

この日は、「狭心症」患者ウーメーさん(63歳)の手術。狭心症は、冠動脈が老化によって極端に狭くなり、胸に激しい痛みなどの症状を引き起こす病気。

問題があるのは、血管が狭くなり血液が流れにくくなっている部分。そこで、胸の血管を使い、別の新たな血液の通り道を作る。すると血液が心臓に正常に流れるようになるのだ。

これから手術という時に、ウーメーさんが呼吸困難に。狭心症が悪化し、心筋梗塞を引き起こしかけているという。点滴を投与し、落ち着いたところで手術開始。ここで新浪先生から「心臓動かしたままいくよ」と驚きの一言が! 通常は人工心肺装置を使い、心臓の動きを止めて行う。しかし、直前に心筋梗塞を起こしかけたため、動きを止めるのは非常に危険。心臓を動かしたまま手術をすることに。

まずは胸の血管を切り離す。続いて、冠動脈と先ほど切り離した胸の血管を縫い付け、新たな血液の通り道「バイパス」を作ることに成功! ここまでわずか3時間。通常は6時間はかかるところを、半分で終わらせたのだ。手術時間の短縮は、患者への負荷も減り合併症などのリスクも防げる。

2週間後、ウーメーさんは無事退院し、家族のもとへ。
「この感謝の気持ちは一生忘れません。先生は私たち患者にとっての最後の希望です」

年間300件の手術! 家族を日本に残し、ミャンマーで奮闘

ミャンマーの患者達にとって、新浪先生は「最後の希望」。同僚の医師たちからは「神様」とも呼ばれる。そんな新浪先生は、奥様と中学生の息子さんを日本に残し、ここミャンマーで多くの命を救っている。

新浪先生のミャンマーでの住まいは、ヤンゴン総合病院の徒歩圏内。ミャンマーでは雨季に道路が冠水して通れなくなることも。病院の近くに住むことで、すぐに患者の元へ駆けつけられるのだ。

出勤前はジムに。年間300件もの手術をこなすには、なにより体力が必要! 全ては患者のためなのだ。

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最終更新:5/13(月) 22:00
テレ東プラス

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