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広島アドゥワ、先発で大ブレークも プロ初完投勝利「昨年の経験が生きてる」

5/13(月) 9:39配信

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9回110球を投げ8安打1失点、緒方監督も評価「しっかり修正できていた」

■広島 8-1 DeNA(12日・マツダスタジアム)

 広島のアドゥワ誠が12日のDeNA戦でプロ初完投勝利を記録した。9回110球を投げて8安打、無四球で失点は本塁打による1点のみだった。序盤から味方の大量援護を受け、持ち味の打たせて取る投球で今季初勝利をマークした。

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 リリーフでスタートした今季は、4月中旬から先発に回り、3試合を投げて7回2失点、5回3失点、6回2失点とまずまずの投球をしていたが、打線との兼ね合いで勝ち星はつかなかった。チームがカード勝ち越し、3月30日以来の貯金「1」がかかったこの試合、アドゥワは「とりあえず7イニングを投げることを考えていた」とマウンドに上がった。

 緒方監督が「イニングの入りに球が高くなるのが課題」と指摘したように、3回までに2度、先頭打者の出塁を許し、5回の唯一の失点も先頭の伊藤光に本塁打されたものだった。6回以降も走者を背負う苦しい投球が続いたが、得点は許さず、指揮官も「今日はしっかり修正できていた」と高く評価した。

 アドゥワは「味方がたくさん点を取ってくれて、磯村さんのリードで最後まで投げさせてもらうことができた」とバックの援護に感謝。「低めにある程度、集めることができて、打たせて取ることができた。ムダなフォアボールがなかったのもよかった。ランナーが出ても粘り強く投げることができた」と冷静に自身の投球を振り返った。

 2回には追加点となるタイムリーを自ら放った。「とりあえずバットに当たってくれ、と振ったら一番いい結果になった」と照れくさそうに話した。

 昨季は高卒2年目でリリーフとして53試合登板とフル回転した。「中継ぎが大変なので、長いイニングを投げることを考えた。先発でも昨年の経験が生きている」と、これまでの経験を結果につなげている。佐々岡投手コーチが就任した今季は将来を見据えての先発転向となり、4試合目でようやく結果を残した。「チームが勝ったのが一番」と最後まで冷静だった20歳の長身右腕には、今季は先発としての大ブレークも期待できそうだ。

大久保泰伸 / Yasunobu Okubo

最終更新:5/13(月) 10:58
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