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再稼働「反対」約半数 静岡大が浜岡原発意識調査

5/14(火) 8:12配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡大情報学部が中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非をテーマに県民意識調査を実施したところ、反対意見が半数近くに上った。同大が13日までに調査結果を発表した。再稼働の判断に際しては「県民投票を行うべき」とする回答が7割を超え、県民が判断に積極的に関わる意向を持っている傾向も明らかになった。

 浜岡原発は東日本大震災の東京電力福島第1原発事故を受けた政府要請で全炉停止し、14日で丸8年になる。同大は3月に調査を行い、県内の18歳以上の男女2052人から有効回答を得た。

 調査結果によると、再稼働に反対が48・6%、賛成が21・4%、分からないが28・6%だった。世代別では40代以上で反対の比率が高かった一方、「10代・20代」は賛否が拮抗(きっこう)した。

 県民投票は実施に賛成が71・0%で、反対の9・1%を大きく引き離した。賛成意見は全世代で6割以上あった。特に「10代・20代」、「30代」は75%を超え、若い世代の積極姿勢が目立った。

 再稼働はどの範囲の市町の了解を得るべきかの問いには、「県内全35市町」が50・6%、原発から31キロ圏内に当たる「広域避難計画策定自治体」が37・0%に上った。「立地市(御前崎市)」、「立地市と隣接市の計4市」はそれぞれ0・9%、5・5%で、原発の「地元」は広く設定すべきとする意見が多数を占めた。

 調査した中沢高師准教授は「県民は再稼働に高い関心を持ち、その上で合意形成の範囲を『旧来より広く考えるべき』と思っている。その傾向がつかめた点で意義がある」と話した。

静岡新聞社

最終更新:5/14(火) 8:12
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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