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(けいざい+)いばら道の先に:上 大手化学に見切り、53歳で起業

5/14(火) 16:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 神奈川県平塚市の田園地帯にあるビニールハウスに足を踏み入れると、土がない。それでもトマトは真っ赤に実っていた。
 トマトは特殊なフィルムに根を張っていた。このフィルムを使った農法は、森有一さん(77)が会長を務めるベンチャー「メビオール」が発明し、約130カ国で特許を取った。中東の砂漠地帯でも使われる。
 森さんの発明の原点は中学時代にある。父はプロの彫刻家で、東京都内の自宅アトリエでは女性像などをつくっていた。骨格に粘土を塗っては取り除き、人の姿が形づくられていく様子に、森さんは感動した。「水と土だけでできた粘土で、なぜ本物の人間以上の躍動感を出せるのだろう」
 父は口癖のように「何かをつくるときの『無駄』が面白いんだ」と話した。…… 本文:1,087文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:5/14(火) 16:00
朝日新聞デジタル

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