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アーカイブだけで1,000時間を編集したアポロ・シアターのドキュメンタリー制作秘話!

5/14(火) 23:02配信

シネマトゥデイ

 トライベッカ映画祭(TFF 18th)のオープニングナイトを飾った、アポロ・シアターを題材にした注目作『ジ・アポロ(原題)/ The Apollo』について、プロデューサーのリサ・コルテス、編集を担当したジョン・スティーヴン・フィッシャーとジーン・ツィエンが、4月27日(現地時間)、上映後のQ&Aで語った。

オープニングはアポロ・シアターのドキュメンタリー!トライベッカ映画祭

 アメリカ音楽史を語る上で欠かせないニューヨーク・ハーレムにある伝説的クラブ「アポロ・シアター」。出演した歌手には、マイケル・ジャクソン、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリンなど世界的スターが名を連ねる。本作は、彼らのパフォーマンスのアーカイブ映像や、タレントをスカウトするラルフ・クーパー、シアターのツアーガイドのビリー・(ミスター・アポロ)・ミッチェル、そしてシアターオーナーのフランク・シルマンなどシアター経営陣へのインタビューなどを含めて、アポロ・シアターの歴史をたどるドキュメンタリー作品。映画『ぼくと魔法の言葉たち』のロジャー・ロス・ウィリアムズがメガホンを取った。

 今作を手掛けた理由をリサはこう語る。「わたしたち製作陣のほとんどは、アポロ・シアターを訪れたことがあったけれど、いざアポロ・シアターの歴史を調べてみると、単にアマチュアナイトやアーティストを集めたパフォーマンスだけが行われてきたわけではないことがわかったの。黒人のアートは抑圧や葛藤から生まれていて、そのアートが人の心を動かすということを、監督のロジャーは今作を通して描きたかったの」

 シアターがオープンした1934年から現在までのアーカイブ映像は1,000時間もあったそう。「アーカイブ映像はたくさんあって、僕らがロジャーと(映画の)初編集をしたときは、アーカイブ映像部分だけでおよそ4時間もあったんだ。著名なアーティストでもその半数はカットした。僕らは、映画のテーマに合わせて編集していったんだよ」とジョンは振り返った。

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最終更新:5/14(火) 23:02
シネマトゥデイ

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