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今年のホストはフリートウッド。プロがホストで地域密着「ブリティッシュマスターズ」はゴルフツアーの“未来像”となるか

5/14(火) 20:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

欧州ツアー「ブリティッシュマスターズ」では、2015年から地元・イギリスのプレーヤーがホスト役を務め、コース選定から大会運営に携わるという。トミー・フリートウッドがホスト役を務めた今年の大会の模様を、海外ツアー取材歴20年のゴルフエディター・大泉英子が語る。

近頃PGAツアーではツアー初優勝の選手が続出しているが、ヨーロピアンツアーでもまた名も無き若手選手が初優勝を果たし、フレッシュな風を吹き込んでいる。

先週、マンチェスター郊外のヒルサイドGCで開催された「ブリティッシュマスターズ」では、スウェーデン人選手のマーカス・キノート(22歳)が最終ホールで約5メートルのクラッチパットを決め、1打差で初優勝。レース・トゥ・ドバイランキングでは18位まで浮上した。

彼の父はプロゴルファーで、妹のフリダは世界アマチュアゴルフランキングで6位の非常に才能溢れるアマチュアゴルファー。彼自身もジュニア時代からジュニアライダーカップやユース・オリンピックで優勝したことがあるが、イギリス人のシニアツアー選手であるバリー・レーンからいろいろとアドバイスを受けているそうだ。

さて、「ブリティッシュマスターズ」は1946年から「ダンロップマスターズ」として開催されてきた歴史のある大会だが、2015年からは非常にユニークな手法を取り入れることで大会を盛り上げることに成功している。  

ヨーロピアンツアーとスポンサーでイギリス人選手を一人、ホストに選び、コースを選定したり、大会を盛り上げるためにミーティングに参加したり、あるいは実際にスポンサーをもてなすなど、大会でプレーをしながらホスト役をもこなしてもらう、というものだ。

過去、イアン・ポールター、リー・ウエストウッド、ルーク・ドナルド、ジャスティン・ローズらがホストを務め、自分とゆかりの深いコースで大会が行われてきたが、今年はトミー・フリートウッドがホストに選ばれ、地元サウスポートのヒルサイドGCを開催地に選んだ。

彼は今やライダーカップやメジャーなど、世界の大舞台で最も活躍しているイギリス人選手で、17年にすぐ隣の「ロイヤルバークデール」で全英オープンが開催された時も地元のファンからの声援を一身に受けてプレーしていたが、ヒルサイドもまた、彼が幼少の頃からゴルフを学んできたホームコースのような場所である。

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最終更新:5/14(火) 20:30
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