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IMSA代表、迷走する“ハイパーカー規定”などWECの不安定さを「チャンスとみている」

5/14(火) 11:42配信

オートスポーツweb

 FIAとACOフランス西部自動車クラブが提案しているWEC世界耐久選手権の新テクニカルレギュレーション“ハイパーカー規定”が絶え間なく変更され、その実現可能性に対して疑問が高まるなか、IMSAのスコット・アサートン代表は世界共通のプラットフォームが問題の解決策につながるだろうと確かな希望を持ち続けている。

次世代DPiカーは“マイルドハイブリッド”搭載マシンとなることが濃厚

 WECの新しい最高峰クラス規定は、2022年からIMSAで採用予定の“DPi 2.0”より18カ月早く、2020/2021年シーズンから導入される。しかし2018年6月、ル・マンで行われた最初の概要発表以来、“ハイパーカー規定”と呼ばれる新規定は方針が定まらず。現時点でも最終的な規定の策定には至っていない。

 FIAとACOの代表は、5月2~4日にスパ・フランコルシャンで行われたWECスーパーシーズン第7戦で現在の状況についてコメントを控えた。海外メディアの報道によれば、彼らはいわゆるプランBを検討している最中だという。

 こうした状況のなか、アサートンはグローバルプラットフォームについての質問に対して次のように述べている。

「以前も話したと思うが、もう一度言おう。単純で楽観的かもしれないが、私は他の選択肢が完全になくなったと確信するまでは、希望を持てる理由がある」

「私は彼らの規制の不安定さと、それが度々揺れるさまをチャンスとしてみているんだ」

「サイモン(・ホジソン=IMSA競技担当副会長)と彼のチームは、マイルドハイブリッドシステムを搭載したDPi 2.0規定の策定に従事しており、我々はそのことを非常に誇りに思う。そのプロセスは安定しており、予測どおりにことが進んでいる」

「IMSAという組織がここ数年、どのように運営されてきたのかをはっきりと反映したプロセスと手順がとられているのだ」

■IMSAの次世代車両規定は既存メーカーすべてから支持されている

 ホジソンは、ACOからDPiを活用するよう要請があったとしても、現在策定中のDPi 2.0規定のスケジュールを調整する可能性について直接的に対処することはしないとしている。

 また、彼は事前に決められた独自のスケジュールにしたがって動くため「無駄にしている時間はない」と語った。

「よく練られたスケジュールであり、非常に適切な規定が作られることになるだろうというのが、(マニュファクチャラーからの)一般的な意見だ」とホジソン。

「これらのマニュファクチャラーはみな、2022年にニューマシンを導入するために、我々の目標に基づいてすべてのスケジュールを設定している」

「政治的な側面に関しては、私の手の及ばないところで議論が行われる必要があるだろう」

「仮に何か変わったとしても、物事は進むものだと思う」

「だが、我々は間違いなく軌道に乗っている。我々が描くスケジュールはIMSAの既存のパートナーすべてから支持されているのだ」

[オートスポーツweb ]

最終更新:5/14(火) 13:13
オートスポーツweb

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