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ハースのスポンサー『リッチエナジー』、著作権訴訟で敗訴。”類似ロゴ”使用差し止めへ

5/15(水) 12:02配信

motorsport.com 日本版

 ハースF1チームのタイトルスポンサーであるリッチエナジーとそのCEOであるウイリアム・ストレイは、自転車の専門メーカーであるホワイト・バイクスによる、ロゴマークの著作権侵害の申し立てに関する訴訟で敗訴した。

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 雄鹿を象徴としたロゴを使用するホワイト・バイクスは、リッチエナジーのロゴは”コピー”であり、許可なく使用されているとして、自社のロゴを保護する措置として、訴訟という手段を取った。

 ホワイト・バイクスのロゴは、左右の角が2本に分かれている。一方、リッチエナジーのロゴはホワイト・バイクスのロゴに非常によく似ているものの、角は左右3本となっている。

 リッチエナジーは、エナジードリンクの缶にロゴを使用していた他、ハースのマシンVF-19やケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンのヘルメットにもロゴが入れられている。

 判決によれば、リッチエナジーは従来のロゴをいかなる形でも使用することができなくなる。しかしリッチエナジーが控訴を行う可能性が残っているようだ。

 リッチエナジーのロゴをデザインしたシーン・ケリーも被告人となっており、3月にロンドンの高等裁判所で審理を受けた。

 58ページに渡る判決書の中には「とりわけ求められているのは、F1レースカーおよびリッチエナジー・ハースF1・モーターレースチームのウェブサイトからロゴを削除することを要求する差し止め命令である」と記されている。

 そして、被告人は実際にホワイト・バイクスの著作権を侵害しており「原告は差し止め命令による救済および損害賠償を要求する権利を得る」とされている。

 ホワイト・バイクスは、雄鹿のロゴを2008年から使用している。一方、被告側はリッチエナジーのロゴは2015年にデザインされたと主張。インターネットで雄鹿のロゴを広範囲に検索したものの、ホワイト・バイクスのロゴには影響を受けていないという。

 この件について、判決書では「独立意匠に関する被告側の証拠は、混乱し、矛盾しており、彼らが見たことのないドキュメントによって支持されている」と否定されている。

 判決に対するリッチエナジーの声明の中で、CEOのストレイは「私は判決に失望しています。控訴を含む、法的選択肢を検討しています。それが、我々の障害になることは許されません」と述べた。

 ハースF1チームの広報担当は、マシンのカラーリングなどが変更される可能性について、現段階でチームはコメントすることができないと話した。

Adam Cooper

最終更新:5/15(水) 12:03
motorsport.com 日本版

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