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就活には成功、でも配属で「ハズレくじ」 人気ライターと僧侶が語り合う「自己実現なんてない」という教え

5/17(金) 7:00配信

withnews

希望の会社に入っても、配属されたのが希望の部署ではなかった……。会社員人生の中で、そんな経験をしている人は少なくありません。フリーライターとして活躍するカツセマサヒコさんが新卒で入ったのは、第一志望の会社。しかし、そこで言い渡された配属先は想定外の総務部でした。しかし、その総務部の5年間続けた「ある経験」が、後のフリーランスとしての仕事につながったと言います。そんなカツセさんと、寺の長男として「生まれたときから配属先が決まっていた」人生を歩む僧侶であり、ネット上のお坊さんのQ&Aサイト「hasunoha」を立ち上げた井上広法さんが希望の配属先に行けるかわからない「配属ガチャ」や「自己実現のウソホント」について語り合いました。

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カツセさん「就活はうまくいったけど、配属はうまくいかなかった」

<「配属ガチャ」をテーマにしたイベントということで、会場には多数の大学生が参加。登壇者の二人も大学時代を振り返ります。>

カツセさん「ライターになるまで印刷会社に5年ほど勤めていました。その会社では、就活はうまくいったけど、配属はうまくいかなくて。もやっとした気分で過ごしていた時期がありました」

井上さん「私は大学を二つ卒業していて、一つはお坊さんになるための大学。その後25歳の時、もう一度センター試験を受けて、東京学芸大学に入学しました。そこでの専門は、臨床心理学です」


<一般的な就活を経験しているのは、カツセさんの方。就活や配属を控える参加者に、こう語ります。>

カツセさん「まるで希望を折るような話から始めちゃうんですけど(笑)。僕が入ったのは一番入りたかった会社だったんです。どれくらい入りたかったかと言うと、『この会社に入社するぞ』って紙に書いて壁に貼っていたくらい。その会社では面接などで何度も『クリエーティブなことをしたい』と志望動機を伝えていたんですけど、希望とまったく異なる配属が、入社2週間後に言い渡されたんです」

カツセさん「オブラートに包みますけど……『死にたい』と思いましたね(苦笑)。『入社したらやりたいこと』を散々聞かれて、イメージを膨らませてきたのに、ふたを開けたら『そうじゃないんだよ』って笑顔で言われる。これは結構ダメージが来るじゃないですか。というのが配属についての正直な感想です」

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最終更新:5/17(金) 7:00
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