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【日本ダービー】草野仁、武ダンスインザダークのエピソードを語る! 心に残る日本ダービー名勝負の数々

5/15(水) 18:00配信

netkeiba.com

 5月26日(日)、東京競馬場を舞台に行われる競馬の祭典“日本ダービー”。芸能界屈指の相馬眼の持ち主として知られ、一口馬主としても数々のGI馬を所有し、競馬を楽しんでいるフリーキャスターの草野仁さんに“思い出のダービー”について直撃してきた。

【動画】草野仁、大いに日本ダービーを語る!

「やはり何といっても、ダービーを5回勝っている武豊騎手に注目せざるを得ませんけども、武騎手ですらようやく勝ったのが10回目のダービー。スペシャルウィークで優勝しているんですね。じつはその2年前、96年のダンスインザダークも1番人気に推されておりまして、彼にとっては大きなチャンスでした。これは一口を持っておりまして、ずっと応援していたんですね。単勝1番人気だったんですが、なんと単勝を珍しく100万円買いました。

 実際、間違いなく勝つと思っていました。レースが始まり、好位マークでいい形、インコースの3、4番手ぐらいをずっと追走して、内々回って、4コーナー回って有力馬たちが来ないんですよ。これはもういただきだなと思っておりましたら、1頭だけ内々をスルスルと付いてくる馬がおりまして、これが藤田伸二騎手の乗っていたフサイチコンコルドでございました。4コーナー回って直線に入って、あと400mぐらいからもう2番手に後ろに付いてきていたんですね。

 そのとき、武騎手は『もう有力馬も来ないし、今日はイケる!』と思ったんだと思います。残り300何十メートル付近から手が動き始めました。僕は『ちょっと早いっ!』と声を出しましたけども、それで追っていきまして、それでも勝てるかなと思っていたら、フサイチがジリジリジリと迫ってきまして、ついにゴール前100mぐらいでかなり接近して、ゴール前70mぐらいで並んで交わしました。その瞬間に100万円が全部なくなりました(笑)。

 そんな思い出があるんですけども、多分、ダービー勝ちたい、当然、勝てるだろうと思った武騎手の気持ちを少し急かせた、優勝経験がなかった部分が少し気持ちを急かせたのではないだろうかと。当時は恐らく、相当悔しかったと思いますね。

 あれほどの天才ジョッキーでもダービー10回目の騎乗で初優勝。その頃の言葉を見てみますと、『積み重ねてきた経験と、思い通りにならなかった悔しさと、絶対に素晴らしい地位を勝ち取るんだという強い気持ちがあって、初めてたどり着くことができた最高の場所だ』というコメントがレース終わった後、残っておりまして、『さすが、武君でなければ言えない言葉だな』と、思いましたね」

最終更新:5/15(水) 18:00
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