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“投壊カープ”がいつの間にか防御率リーグトップの紆余曲折

5/15(水) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 不安定な投手陣。リーグ3連覇を達成した広島の以前からの課題だった。最下位にあえいでいた開幕1カ月はその懸念材料が露呈していたが、ここにきて大きく改善されてきた。

 14日現在、チーム防御率はリーグトップの3.21。155失点は同3位だが、自責124はリーグ最少だ。

 立て直した要因のひとつは、再編された先発陣にある。春季キャンプ前には緒方監督が「先発10人構想」を発表。佐々岡投手コーチも「一岡と中崎以外は先発の可能性がある」と公言した。それは現実となり、開幕直後はリリーフだったアドゥワ誠(20)が4月下旬に先発転向。4試合目の先発登板で1失点完投勝利を収めた。

 昨季は前年に受けた手術の影響で登板ゼロだった床田寛樹(24)も「10人構想のひとりで、ここまでローテを守って防御率はリーグ5位の2・36。一方、構想の一角だった岡田明丈(25)は乱調で早々と二軍落ち。九里亜蓮(27)も不振で中継ぎに降格となり、代わりに昇格させた中村祐太(23)が急場をしのいだ。岡田や九里のような事態に備え、候補の頭数を揃えて臨んだプランが、ここにきて形になってきたのだ。

「開幕後に低迷していた当初は、『緒方監督は成績に関係なく今季限りらしい。だから半ばヤケクソでやっているんじゃないか』なんてことも言われていたが、復調してからはそんな話も聞かなくなった。この日で首位巨人とは2ゲーム差。酷暑で選手たちがヒーヒー言い出す頃には優勝争いにからんでいるだろう」(球界関係者)

 チームは3連勝で貯金2。「緒方構想」が徐々にハマってきた。

最終更新:5/15(水) 13:54
日刊ゲンダイDIGITAL

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