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巨人“カモ虎”初黒星で弱点露呈…他球団に「後半勝負」の合言葉

5/15(水) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人は14日、今季6戦全勝だった阪神に手痛い初黒星を喫した。

 先発のドラフト1位ルーキー高橋は6回3安打1失点の好投。勝利投手の権利を持ちながら降板したが、ウイークポイントのリリーフ陣が逆転された。

 1点リードの七回から2番手・アダメスが登板。安打、犠打、四球で1死一、二塁とピンチを広げると、巨人ベンチは3番手・戸根にスイッチ。その戸根は2死から代打・北條に同点打を浴び、満塁から糸原に勝ち越しの2点適時打を許した。

 試合前まで救援陣の防御率は3.86でリーグワースト2位。先発陣は3.32でリーグ2位だけに、「他球団にはこんな合言葉がある」とセのある関係者が続けた。

「巨人戦は後半勝負。つまり先発に球数を投げさせ、リリーフが出てくる後半まで接戦に持ち込めば勝機はあるということです。特に今季1点も取られていない戸根と抑えの中川を攻略すれば、原監督は打つ手がなくなります」

 防御率0.00だった戸根は初失点。原監督の信頼が厚い「牙城」が初めて崩れた。先発の高橋は初回から21球を投じている。結局6回103球で降板。打てないながらも、阪神打線の序盤の粘りが呼んだ逆転劇だったともいえる。原監督は「やっぱり中継ぎ陣は接戦でどんな投球ができるかが勝負。ただ、ゲームを支配するという意味では、2点では投手に負担がかかる」と仏頂面だった。

 試合前まで首位巨人の貯金は7。そのうち6勝をもらっている“カモ虎”に首位に押し上げてもらっているも同然だった。それが、弱点をさらけ出した揚げ句、“飼い猫”に手を噛まれた原監督の心中は穏やかではないだろう。巨人にとって“カモ”に自信を持たれるのが、一番困るのだ。

 指揮官が敗因に挙げた打線も、先週10日に19点を奪ってから、1、1、2得点と低調。「打線がここのところ機能していない」と原監督を嘆かせている。

 セ・リーグ記録を更新中だった坂本勇の連続出塁記録も36でストップ。まさに泣きっ面に蜂状態で、チームは今季初の3連敗を喫した。

 ゴールデンウイークまでは独走態勢に入るかと思われたが、いつの間にか馬群にのみ込まれ、4チームが2ゲーム差にひしめく大混戦になってきた。

最終更新:5/15(水) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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