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事故現場で実況見分 運転の2人立ち会い 大津園児事故1週間

5/15(水) 11:41配信

毎日新聞

 大津市大萱(おおがや)6の滋賀県道交差点で乗用車と軽乗用車が衝突し、巻き込まれた保育園児ら16人が死傷した事故から、15日で1週間を迎えた。県警は事故発生時刻に合わせ、乗用車を運転していた新立(しんたて)文子容疑者(52)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で送検=と軽乗用車を運転していた無職の女性(62)を立ち会わせて実況見分をした。現場に設けられた献花台には朝から市民らが訪れ、亡くなった園児2人の冥福を祈った。

【現場の写真】園児の列に車が…

 事故は8日午前10時15分ごろ、右折中の乗用車と対向車線の軽乗用車が衝突し、軽乗用車が信号待ちをしていたレイモンド淡海(おうみ)保育園の園児らの列に突っ込んだ。伊藤雅宮(がく)ちゃん(2)=同市大江=と原田優衣(ゆい)ちゃん(2)=同市大江=が死亡し、男児(2)が意識不明の重体、保育士を含む13人が重軽傷を負った。県警によると14日現在、重体の男児と重傷の園児5人の計6人が入院している。

 雅宮ちゃんの自宅近くに住む女性(45)は、雅宮ちゃんと母親が夕方、自宅前で近所の子どもたちとおもちゃで遊んでいるのをよく見かけたという。女性は「大型連休中も自宅の庭で家族でバーベキューをするなど、仲が良さそうだった。雅宮ちゃんは、お父さんやお母さんと追いかけっこをするような元気のいい子だった。心が痛い」と声を落とした。

 優衣ちゃんの自宅近所の男性(41)は「子ども同士でよく無線操縦のおもちゃで遊んでいた」と振り返り、30代女性は「本当にかわいらしい子だった」と話した。

 献花台には雨よけのテントが張られ、花やお菓子、ジュースのほか、ぬいぐるみやおもちゃ、絵本などが並ぶ。神戸市灘区の自営業、西光正至(さいこう・まさし)さん(57)は「自分の子ども2人も保育園に通った。被害に遭ったみなさんの回復を願った」と話した。【諸隈美紗稀、菅健吾、野田樹】

最終更新:5/15(水) 12:32
毎日新聞

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