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園児かばった保育士、大けが負いながら携帯で懸命に連絡

5/15(水) 22:07配信

朝日新聞デジタル

 15日午前、千葉県市原市の公園に乗用車が金属製のフェンスをなぎ倒して突っ込んだ事故。県警によると、公園内では近くの保育園児らが遊んでおり、30代の女性保育士が砂場にいた女児(2)を守ろうととっさに突き飛ばして守った際に車とぶつかり、右足の骨が折れる大けがをした。

【写真】乗用車が突っ込んだ公園。砂場(中央)近くのフェンスが倒れていた=2019年5月15日午後3時37分、千葉県市原市五井中央西2丁目、朝日新聞社ヘリから、飯塚悟撮影

 「子どもたちは泣くこともできないほど、ぼうぜんとした感じだった」

 事故現場近くにいた近所の女性は、当時をそう振り返った。

 JR五井駅近くの飲食店などが立ち並ぶ一角。突然、ガシャーンという大きな音がし、公園へ向かうと、砂場でぼうぜんとする園児と、近くで倒れている保育士が見えた。保育士はこの園児を守ろうとして車とぶつかって足を負傷し、歩けないようだったが、携帯電話で懸命に連絡を取っていたという。

 現場に居合わせた近所の女性はすぐに園児らのもとに駆け寄り、「大丈夫、大丈夫よ」と声をかけた。当時、公園内には園児5人と引率の保育士2人がいたが、園児らはもう一人の保育士の指示に従って整列していた。「子どもが少なく、けががなくて良かったが、公園には20人くらい子どもがいる時もある。その時に事故が起きていたら……」と話した。

朝日新聞社

最終更新:5/15(水) 22:07
朝日新聞デジタル

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