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【オークス・東西記者徹底討論】確実に上昇シャドウディーヴァか無敗での戴冠狙うラヴズオンリーユーか

5/15(水) 21:45配信

東スポWeb

【オークス(日曜=19日、東京芝2400メートル)東西記者徹底討論】桜花賞をレースレコードで圧勝したグランアレグリア不在の中で争われる牝馬クラシック2冠目の第80回オークスは、確たる主役不在で混戦の様相を呈している。普段はいまひとつ、かみ合わない「両刀」山口&「分析官」岡崎は、あうんの呼吸でこの難解なレースの勝ち馬を導き出せるのか!?

 岡崎翔(大阪スポーツ):今年は桜花賞馬グランアレグリア不在のオークスになりました。

 山口心平(東京スポーツ):距離適性を考えてのNHKマイルC出走だったんだろうけど、ちょっと寂しいよな。

 岡崎:この時期までは距離適性は絶対能力である程度カバーできると思いますし…。やっぱり、出てきてほしかったですよね。いずれにせよ、オークスの“世代頂上決戦感”はちょっと薄れちゃいましたね。

 山口:春のクラシック路線は王道を歩んできた馬が強いはずなんだが、桜花賞上位勢で距離が延びて良さそうな馬がいないからなあ。

 岡崎:同感です。今年は別線組からの新女王誕生の可能性が高いんじゃないですか?

 山口:気持ち悪いぐらい見解が一致してるな。ようやくキミにもオレの考え方が浸透してきたようだね。

 岡崎:…ええ、まあ。で、先輩の本命は?

 山口:◎シャドウディーヴァだ。

 岡崎:フラワーCが4着、フローラSが2着と善戦キャラではありますが…。本命とは思い切りましたね。そこまで肩入れする理由は?

 山口:早くから「オークスで」と思っていた馬なんだ。取りこぼしが多くて理想的な臨戦過程にはならなかったが、一戦ごとに着実に上昇して本番を迎えられそうだからな。折り合い面に不安はないし、しまいの脚もあるから、東京の長丁場はピッタリだろう。

 岡崎:確かに舞台設定は合ってるとは思いますが、勝ち切るまではどうでしょう。ボクはノーマークです。

 山口:結局、かみ合わなくなっていくのね。じゃあ、オマエの本命は?

 岡崎:3戦3勝のラヴズオンリーユー◎です。桜花賞に出てきても重い印を打とうと思ってたぐらいで、忘れな草賞を楽勝したのも当然です。

 山口:いずれも楽勝だったし、まだ底を見せてない魅力は確かにあるよな。何といっても1週前追い切りが圧巻の…。

 岡崎:そう!! 目の前で見てましたけど、古馬オープンのエントシャイデンを一瞬で抜き去り、何もさせなかったんですよ! 素材の良さはもちろん、臨戦&調整過程ともに文句なし。今年は無敗のオークス馬の誕生でしょう!

 山口:(なんだこいつ、急にテンション高くなったな…)確かにこれといった不安はないよな。重箱の隅をつつくとすれば、多頭数でモマれた時とか、初めての長距離輸送がどうかとか。ただ、キミみたいにホレ込んでるヤツが多いから、過剰人気になるんだよな。オレは▲にとどめておくよ。

 岡崎:冷静ですね。では対抗は?

 山口:クロノジェネシスだ。

 岡崎:あれ、桜花賞組は軽視するんじゃなかったんですか?

 山口:この馬の場合は父が凱旋門賞馬のバゴだからな。潜在的なスタミナはあるだろ。オークスと関連度の高いクイーンCを勝ってる点もポイントが高い。桜花賞(3着)はチグハグな内容になったし、折り合いさえつけば、まとめて差し切ったとしても不思議はない。っていうか、オマエも対抗は桜花賞組じゃんかよ。

 岡崎:2着シゲルピンクダイヤです。桜花賞は力関係の序列が2歳時とほぼ変わらなかったことを示す結果だったと思うんですが、そんな中で一角を崩したのがこの馬ですからね。

 山口:桜花賞はたまたま進路取りがうまくいっただけって気もするけどな。ゲートが安定しない馬だし、押さえで十分なんじゃないか?

 岡崎:逆に言えば、スタートでロスがあっても挽回できるだけの脚があるってことですよ。直線の長い東京は魅力です。

 山口:あと、お互いに印を回したのが、ウィクトーリア、ビーチサンバ、エールヴォアといったところか。2歳女王ダノンファンタジーはともにノーマークになったな。

 岡崎:桜花賞(4着)は完全に力負けでしたし、体形や気性も短距離型にシフトしてきた気がします。そういえば、グランアレグリアと使い分ける形になった藤沢和厩舎のコントラチェックの名も挙がりませんね。

 山口:逃げられなかった新馬戦やサフラン賞であっさり負けてるように、自分の競馬ができなかった時はモロいからな。

 岡崎:スピードで完封するレースぶりからも、2400メートルで勝つイメージは湧きませんよね。うまくハナを切れたとしても、ゴールまで体力が持つかどうか…。

 山口:“消し馬”に関してはかみ合ってるじゃんよ。

 岡崎:藤沢和厩舎といえば、シェーングランツを忘れちゃいけません。今年に入ってスランプ気味ですが、昨年のアルテミスSは強かったですからね。半姉ソウルスターリングが圧勝したレースですし、軽視は禁物でしょう。

 山口:今後のことを考えると、とりあえず、気の合った“消し馬”がこないことを祈っとくよ。

最終更新:5/15(水) 21:49
東スポWeb

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