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RIZAP、18年度は最終赤字194億円 構造改革費かさむ “膿”出し切り19年度は黒字化へ

5/15(水) 20:55配信

ITmedia NEWS

 RIZAPグループが5月15日に発表した2019年3月期(18年4月~19年3月)の通期連結業績は、売上高が前期比82.3%増の2225億円、営業損益が93億8800万円の赤字(前期は117億8000万円の黒字)、最終損益は193億9300万円の赤字(90億7500万円の黒字)に転落した。

【画像】RIZAPグループの業績は?

 大幅な赤字となった理由は、子会社の業績が悪化し、不採算事業の撤退・売却や在庫の減損処理などの“構造改革費用”として93億円を投じたため。

 構造改革費用の内訳は、戦略的な店舗閉鎖(219店舗)が40億円、アパレル・スポーツ用品・CDといった商品在庫の評価減が40億円、女性向けアパレル子会社アンティローザののれんの減損などが13億円。

 この他、他社に売却した化粧品販売子会社、ジャパンゲートウェイの売却損(7.7億円)など、一部子会社の再建断念による影響額も計上した。

 瀬戸健社長は「膿は出し切った。今期(20年3月期)はしっかりと基盤を固め、来期(21年3月期)以降はV字回復をしっかりと進める」と強調する。

急ピッチのM&Aが裏目に

 RIZAPグループは19年3月期の中盤まで、主力のボディーメーク以外に事業の幅を広げるため、メディア企業や音響機器メーカー、CD・DVD販売店など異業種を傘下に納めるM&Aを積極的に展開。

 対象企業は経営不振のケースが多かったが、安値で買収して「負ののれん」を連結営業利益に上乗せする会計手法を採用。本社のノウハウを生かした経営再建にも取り組み、連結業績の拡大を図ってきた。

 だが19年3月期は、再建が当初の見込みから遅れ、多くの子会社で赤字幅が拡大する事態に。これを踏まえ、同社は18年11月に新規のM&Aを凍結。多額の資金を投じ、前述の構造改革を行ってきた。

 瀬戸社長は、こうした事態を招いた理由を「ガバナンス体制の構築が遅れ、グループ会社管理が複雑化していた。コスト面のムダも生じていた」と振り返る。

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最終更新:5/16(木) 18:48
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