ここから本文です

「この仕事向いていないかも」と思ったときの対処法

5/15(水) 11:01配信

リクナビNEXTジャーナル

取材を通してお聞きしても、パワハラ被害に遭ったことがある人は、男女問わず存在します。職場に違和感を感じたとき、この仕事に向いていないかもと感じたときの対処法を、ライター華井由利奈が700人への取材経験と実体験をもとに解説します。
※本稿は、『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』の一部を再編集したものです。
プロフィール
華井由利奈
愛知県出身。椙山女学園大学卒業後、印刷会社に就職。デザイン業務を1年間担当した後、コピーライターとしてトヨタ系企業など100社以上の取材を行う。2016年に独立し、2018年8月に初の自著『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』を光文社より出版。5刷27,000部を達成した。今までに取材した人数は約700人。現在は日経doorsや朝日新聞デジタルなどで、女性活躍、就職・転職、教育、生活情報を中心に執筆。全国各地の大学や教育講座で講演も行っている。

この仕事向いていないかも、と思ったときの対処法

残念なことに私自身が取材を通してお伺いしているだけでも、「なんでそんなこともできないんだ!」と自分を基準にして怒る上司や、「使い物にならない」と必要以上に後輩を責める先輩社員は実在します。
けれど、人によってできることが違うのは当たり前。私は『手に職図鑑』の取材で様々な職業人に話を聞きながら、頭の中には複数のレバーがあると考えるようになりました。
暗記が得意なAさんは、記憶力のレバーが100%まで上がります。しかし仕事内容がなかなか覚えられないBさんは、50%までしか上がりません。「故障かな」と思ってレバーの修理を始めたBさん。よく見てみたら、どれほど修理しても50%以上には上がらない構造になっていました。つまり、人には得意不得意があり、それが「仕事ができる」「仕事ができない」の指標とは限らないということです。
「仕事ができない」と感じて悩んだときは、このレバーの話を思い出してみてください。もしかしたら構造の都合上、努力ではカバーできないことなのかもしれません。そして、それは「仕事ができない」のではなく、「合う」「合わない」の違いかもしれないということです。
幸いなことに、ハローワークや転職のエージェントなど、仕事が合わなくて困っている人を助けてくれる機関は全国各地に多々あります。実際に私自身も、前職で精神的につらい日々が続いたとき、ハローワークで転職相談をしながら号泣したことがありました。
無理をして周囲に合わせていると、頭の中のレバーが壊れてしまうかもしれません。修復不可能な状態になる前に「転職」という道もあることを思い出し、信頼できる機関に相談してみるのも一つの方法だと私は考えます。

1/2ページ

最終更新:5/15(水) 11:01
リクナビNEXTジャーナル

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事