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フルモデルチェンジなく40年以上販売!? 超ロングセラー車5選

5/15(水) 6:10配信

くるまのニュース

40年オーバーもあたりまえ!? 超ロングセラーなクルマ5選

 近年、クルマのモデルチェンジサイクルは世界的にみても伸びています。かつては4年から6年でフルモデルチェンジしていましたが、いまでは10年以上大きく変わらないモデルもあります。

超ロングセラーモデルを画像でチェック(26枚)

 フルモデルチェンジする理由はさまざまで、商品力の低下や、法改正による影響、生産設備の問題などが挙げられます。

 一方、フルモデルチェンジすることなく数十年も販売されたクルマもあります。当然、各性能は最新モデルの方がよいのですが、それを踏まえても魅力あるクルマだったということでしょう。

 そこで、フルモデルチェンジすることなく超ロングセラーだったクルマ5車種をピックアップして紹介します。

●フォルクスワーゲン「タイプ1」

 ロングセラーの代表的存在といえばフォルクスワーゲン「タイプ1」ではないでしょうか。単一車種ではフルモデルチェンジを繰り返し50年以上販売しているモデルもありますが、タイプ1はフルモデルチェンジなしに65年もの歴史を刻みました。

 始まりは第二次大戦以前の1938年、アドルフ・ヒトラーの国民車構想のもと、フェルディナンド・ポルシェ博士によってタイプ1を開発。

 戦時中は民間には販売されず、主に軍用として生産されました。

 戦後になるとドイツ復興のためタイプ1の量産が始まり、世界中に輸出され、またたく間にベストセラーカーとなります。

 タイプ1は空冷水平対向4気筒エンジンを、軽量かつ剛性の高いシャシの後部に搭載。このレイアウトは汎用性が高く、1BOXワゴンからスポーツタイプまで、さまざまな派生車が誕生するなど、あらゆる顧客のニーズに対応しました。

 ドイツ本国での生産は1978年に終了してしまいましたが、主力車種は「ゴルフ」にバトンタッチしますが、メキシコでの生産は2003年まで続きました。

●BMC「ミニ」

 1959年、BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)から、天才技術者であるアレック・イシゴニスによる設計の「ミニ」を発売します。

 ミニは全長3mほどの小型な車体ながら、大人4人と荷物を載せてドライブできるほどの優れたパッケージングで、後のコンパクトカーに多大な影響を与えました。

 エンジンは初期モデルで850ccの直列4気筒OHV(BMC A型)を横置きに搭載するFFで、後に1.3リッターまで排気量を拡大します。

 ミニのユニークな点として、サスペンションに用いられるスプリングが、一般的な金属のコイルばねではなく「ラバーコーン」と呼ばれるゴム製のばねでした。これは、室内の寸法を極力広くするためのアイデアです。

 軽量な車体により運動性能も高く「クーパー」や「クーパーS」といった高性能版も作られ、モータースポーツでも活躍しました。

 また、セダン、ワゴン、バン、ピックアップトラックと多くのバリエーションも用意されるなど、優れた基本設計でした。

 2000年に最後モデルが販売され生産を終了しますが、イギリスのみならず日本でも人気があり、いまもさまざまなパーツが生産されて、クラシックカーのなかでも維持は非常に楽なモデルとなっています。

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最終更新:5/15(水) 16:20
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