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北海道新幹線 新函館北斗~札幌間は320km/hに JR北海道「自社負担」で高速化へ

5/15(水) 14:57配信

乗りものニュース

所要時間の短縮は5分程度

 JR北海道は2019年5月15日(水)、工事中の北海道新幹線 新函館北斗~札幌間で、最高速度を320km/hに引き上げるための追加工事を実施する方針を発表しました。

【写真】将来は360km/hも目指す? 試験電車「ALFA-X」

 北海道新幹線は新青森~新函館北斗間が2016年に開業。現在は新函館北斗~札幌間が2030年度末の開業に向けて工事中です。東北・北海道新幹線の東京~新函館北斗間を直通している「はやぶさ」は、最高速度320km/hの運転に対応したE5系電車とH5系電車を使用していますが、東北新幹線の盛岡以北と北海道新幹線は最高速度が260km/h(青函トンネル区間は160km/h)で、320km/hで走ることはできません。

 JR北海道によると、最高速度を引き上げるためには追加の工事が必要。新函館北斗~札幌間の約212kmのうち、トンネル区間の約170kmは約30か所の出入口に設置される緩衝工(列車のトンネル突入時に発生する騒音を抑える施設)を、いまの計画より長くします。それ以外の区間の約42kmのうち、約30kmは防音壁のかさ上げを行います。これに伴い、高架橋自体の強度も上げる工事も追加されます。これにより、所要時間はいまの計画より約5分程度、短縮されるといいます。

 320km/hでの運転に対応するための追加工事費は約120億円。JR北海道は追加工事の費用を自社で負担するとしており、2019年5月13日(月)に国土交通省に対し、その旨伝えました。

 同社は今後、320km/h化の実現に向け、北海道新幹線の建設を担当している鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と調整を行っていくとしています。

乗りものニュース編集部

最終更新:5/15(水) 18:16
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