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スルガ銀行が昨年度の決算発表 17年ぶり赤字転落

5/15(水) 19:38配信

静岡朝日テレビ

スルガ銀行が昨年度の決算を発表しました。シェアハウスに関する不正融資の影響で、赤字は971億円に膨らみました。

スルガ銀行・有国三知男社長:「今回これだけの件数の不正が検出されたことについては、誠に申し訳ない。お客様はじめ関係者に多大なご迷惑をおかけしている。非常に反省している。申し訳ございません」

スルガ銀行の昨年度の決算は、前期69億円の黒字に対し、971億円の赤字となりました。2002年3月期以来、17年ぶりの赤字転落です。

審査書類の改ざんなどが明らかになったシェアハウスをめぐる不正融資で、融資の焦げ付きが増えるおそれがあることから、貸し倒れ引当金の残高が2007億円に膨らんだことが大きな要因です。

一連の問題が発覚してから顧客も流出し、預金残高は3兆1657億円と1年間で9240億円も減少。貸し出し残高も約3471億円減少して2兆8989億円でした。

会見では、約3万8000件に上る投資用不動産融資の全件調査の結果も公表され、7900件あまりで改ざんや偽造などの不正があったと明らかにしました。不適切融資は5500億円に上ります。

経営不振に陥ったスルガ銀行は、これまで支援を求めて交渉を進めてきましたが、新生銀行やノジマとの業務提携を明らかにし、今後は資本提携の交渉も進めるとしています。

スルガ銀行・有国三知男社長:「(新生銀行は)お互い個人向けのリテール(小口業務)でノウハウを蓄積してきた会社。蓄積してきたノウハウが融合できれば、何か新しい取り組みができるできるのではないか」

スルガ銀行は、業務改善計画で約13%の株式を所有する創業家との関係解消をうたっています。しかし、交渉している創業家保有の不動産売却が進まず、引き続き回収を進めたいとしています。

最終更新:5/15(水) 19:38
静岡朝日テレビ

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