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思い出詰まった村に送迎車寄贈 両親の古里で戦中疎開した大和村へ 鹿児島市在住の才納さん

5/15(水) 13:10配信

南海日日新聞

鹿児島県奄美大島の旧名瀬市出身で鹿児島市在住の才納壽二さん(85)が、両親の出身地である大和村にマイクロバス(29人乗り)と高齢者用の福祉車両を寄贈した。同村は4月から路線バスの運休が続いており、伊集院幼村長は「村民の暮らしに大いに役立つ。大変ありがたい」と感謝。村はマイクロバスを児童生徒のスクールバスとして運行し、福祉車両は施設の送迎に活用する。

 才納さんは鹿児島市で50年以上にわたって衣料品店を経営。閉店後、それまでの蓄財で故郷への寄付を考え「戦時中に同村に疎開していたこともあり、思い出がたくさん詰まっている」と、車両寄贈を決めた。自身の出身地奄美市にも「何らかの贈り物をしたい」と話す。

 寄贈した車両価格は2台合わせて約1千万円。鹿児島市の新港フェリーターミナルで9日にあった贈呈式では、伊集院村長が才納さんに感謝状と花束を贈呈。才納さんは「感謝するのは自分の方。村の人々の役に立てればうれしい」と話し、車両の有効活用に期待した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:5/15(水) 13:10
南海日日新聞

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