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小学校にプールがない 水泳授業はどうなる ウラ側には切実な理由 名古屋・南区

5/15(水) 16:02配信

中京テレビNEWS

 名古屋市内の公立小学校では、昨年度に新たな校舎を改築した際、小学校にあって当たり前の“あるモノ”を設けませんでした。そのウラ側には切実な理由がありました。

 名古屋市南区にある「菊住小学校」。子どもたちが学ぶ真新しい校舎には、体育館、遊具。しかし、あるはずのアレがありません。

「プールが、ございません」(菊住小学校 高瀬浩明校長)

 なんとこの小学校には、多くの小学校にあるはずの“プール”がないといいます。

Q.どうしてプールがない?
「児童の人数が10年連続で増えている学校なんです。プールがあった場所に、プレハブ校舎を造り教室を確保している」(菊住小学校 高瀬浩明校長)

 学校周辺にはマンションが立ち並び、この小学校の児童数は右肩上がりに増え続け、現在約550人。そこで教室確保の用地として検討されたのが、建てられてから約50年というプール。

 老朽化が進んだ校舎を建て替えるには多額の費用が掛かるため、このプールを取り壊して新たに校舎を造ったのです。

 しかし、プールがなくなれば、水泳の授業はどうするのでしょうか?

Q. 水泳の授業はどこで?
「近くのスイミングクラブに協力いただき、水泳の学習を行います」(菊住小学校 高瀬浩明校長)

 菊住小学校では、同じ名古屋市南区にある民間のスイミングクラブ「名古屋スイミングクラブ」でおととしから試験的に水泳の授業を行ってきました。そして、今年からは正式に水泳の授業を実施することに。


Q.民間プールを利用するメリットは?
「担任の先生に加え、スイミングクラブのインストラクターが加わることで、多くの目で子どもたちの様子を見ることができる。これは安全面でも大きなことになります。(屋内プールなので)天候に左右されないので、ほぼ水泳学習が予定通り実施できる」(菊住小学校 高瀬浩明校長)

 このスイミングクラブで水泳の授業を行うことで、質の高い授業が行えるようになったのがメリットだといいます。では、一方でデメリットは?

Q.民間プールを使うデメリットは?
「(プールまで)少し距離があるので、往復の時間がかかるのがデメリットかと思います」(菊住小学校 高瀬浩明校長)


 スイミングクラブへの送迎は、スイミングクラブのバスで行われていますが、往復に約20分かかるといいます。

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最終更新:5/15(水) 16:02
中京テレビNEWS

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