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復帰の日、沖縄知事コメント(要旨)

5/15(水) 11:10配信

沖縄タイムス

 47年前の今日、戦後27年間、米軍に統治された沖縄は日本復帰を果たしました。日本国憲法が適用されなかった県民は基地のない平和で豊かな島、人権尊重、民主主義を求め祖国復帰を勝ち取りました。

 復帰以降、振興計画と先人の努力で自立型経済の構築のためさまざまな成果が表れてきました。観光は2018年度の入域観光客数が999万9千人で6年連続で過去最高を更新しました。県内の経済、雇用情勢は良好に推移しています。

 一方で県民所得は全国の7割程度で、全国一高い非正規雇用率などを背景に、子どもの貧困など新たな社会問題も顕在化しています。

 また、米軍基地問題では日本全体の70・3%の米軍専用施設が集中し、騒音や環境問題、事件・事故など過重な負担を強いられ続けています。県民投票で示された辺野古埋め立てに反対する圧倒的民意を一顧だにせず政府は工事を強行し、憲法が定める国民主権、民主主義、地方自治が脅かされている状況にあります。

 令和という新しい時代、3年後に復帰50年を迎える新時代沖縄の到来を見据え「自立」「共生」「多様性」の理念でだれ1人取り残さない社会を実現するため、全国との所得格差の解消や過重な基地負担の軽減など課題解決に取り組み、県民が笑顔で暮らせるよう全身全霊を注いで参ります。

2019年5月15日

沖縄県知事 玉城デニー

最終更新:5/15(水) 11:10
沖縄タイムス

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