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台湾のWHO総会参加を支持 日本政府に国際連携要請 日華懇が決議採択

5/16(木) 14:00配信

中央社フォーカス台湾

(東京 16日 中央社)超党派の国会議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)は15日、世界保健機関(WHO)年次総会への台湾のオブザーバー参加実現に向け、国際社会と連携しながらWHO側への働きかけを強化するよう日本政府に要請する決議を採択した。日華懇の古屋圭司会長らが同日、東京・白金台の台北駐日経済文化代表処を訪れ、謝長廷代表(大使に相当)に決議文を手渡した。

決議文は日本政府に対し、あらゆる機会に自らの立場や態度を明確に表明することや、米国や英国、フランス、欧州連合(EU)など、台湾の参加支持を表明している国・地域と連携し、WHOのテドロス事務局長や事務局への働きかけを強化するよう求めている。

台湾は2009年から8年連続でWHO総会にオブザーバー参加してきたが、17、18年は中国の圧力で招請状が届かず、出席できなかった。今年のWHO総会は20日に始まる。だが台湾には招請状が届いていない。

日華懇は今年3月にもWHO総会への台湾のオブザーバー参加を求める決議を採択し、台湾への支持を表明してきた。古屋氏は、政治信条などによって差別されてはならないことを明記したWHO憲章に言及し、日本と同じ民主主義国家の台湾が政権次第で差別を受けることは許されないと指摘。日本にとって感染症などの問題は重要で、グローバルな問題だとし、すでに台湾への支持を明確に表明している国々と連携して、WHOに強く働きかけるべきだと述べた。

日華懇はすでに外務省や厚生労働省に対し、台湾のオブザーバー参加実現に向けてより一層努力するよう求めたという。

(楊明珠/編集:名切千絵)

最終更新:5/16(木) 14:00
中央社フォーカス台湾

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