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【ラウェイ】拳の骨折も連続参戦の渡慶次幸平「ミャンマーの子どもたちのため戦う」

5/16(木) 15:18配信

イーファイト

 明日5月17日(金)18時半から東京・後楽園ホールにて開催される”地上で最も過激な格闘技”ラウェイ日本大会『LETHWEI IN JAPAN 12 ~勇者の証~』(ILFJ主催)の前日計量と記者会見が都内にて行われた。

【フォト】両者にこやかに向かい合うが、明日は激闘となる

 ラウェイは金的と目つぶし以外の攻撃はほぼ何でもありでグローブ着用なし。そんな特性から「地上最も過激な格闘技」ともいわれるミャンマーの伝統武道だ。
 計量は全選手が一発で規定体重をクリア。その後記者会見が行われた。

 セミファイナルに出場し、LETHWEI IN JAPANの顔とも言える渡慶次幸平(30=クロスポイント吉祥寺)は、マイクを持つとはじめにミャンマー語で挨拶。そして「もっと(ミャンマー語を)覚えたんですけど、勝ってリング上で今日より話したいと思います」とミャンマー愛を語る。

 渡慶次はラウェイ10戦目となった前回2月の大会で、拳を骨折。拳の状態を問われると「もし一回殴らせてもらえれば」と笑い、殴るのに支障は無いようだ。
 拳が折れたことから「とくに試合終わって1カ月、まったくパンチが打てなかった。たくさん走って、たくさん頭を硬い所にぶつけるなど出来ることをやってきた」という。
 特にラントレは「今までの倍以上繰り返してきた。1Rゴング開始から相手が倒れて終わるまで、ずーっと攻撃を続けられる」とスタミナに更なる自信を持つ。

 現在は”ミャンマーでの学校設立”を目標に掲げているという渡慶次。きっかけは去年の12月、ミャンマーの大会後に学校訪問したことだという。「どちらかというと恵まれてない子の学校に、お菓子だったり鉛筆だったり持って行って子どもたちに会ってきた。小屋だったり、山の中にぽつんとあったり…」と語る。

 一番印象に残ったのが「ゴムの木の畑の中にある学校。周りにはお店が一軒もない。そういう所で生まれた子は、よっぽどチャンスがないと大学に行ったり出来ない。たとえばケーキ屋さんになりたくてもケーキ屋さん自体がないんです」と言う。

「日本だと当たり前にある環境がない。将来的に自分のやりたいことの夢を語れるような、いい表情をもった子たちが一人でも増えるような学校教育が出来れば」と目標を話す。
「向こうのお金持ちの皆さんとかにも協力してもらえるよう、知名度を上げていって、ラウェイを盛り上げ、それを通して子どもたちに何か返していけたらいいな。ミャンマーの子どもたち、ミャンマーラウェイを盛り上がるために戦います」と熱く語った。

 そんな渡慶次に、対戦相手のミン・マウン・マウン(23=ミャンマー)は「このようにミャンマーの子どものためラウェイのために、一生懸命考えていただき感謝しきれない。私もそれを真似ていきたいと思う。もしミャンマー現地で支援のためにすることがあれば ぜひ私も協力させていただきたいと思います」と試合でお互い対決するとは思えない回答でマウンに会場から拍手が起こった。

 また、ラウェイ初挑戦の第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト・鈴木槙吾(33=フリー)は、キックボクシング世界王座経験もあるTY・ウィリアムス(32=ニュージーランド)と対戦。
 鈴木は自慢の強打について「(MMAでも)ラウェイでも変わらないかな。当たれば倒れるし、当たらなければ倒れない」と淡々と語る。さらに「MMAをやってきたが、ラウェイは寝技がないので倒れた後の不安の無い、そういうのを加味した技」を出したいと、大技の炸裂を匂わせた。

 メインイベンターを張る東修平(29=AACC)は、前回大会で1R49秒のTKOで圧巻のラウェイ初勝利を果たした。対戦相手は38戦無敗のビャ・カ(18=ミャンマー)。
 東は「ビャ・カ選手は真っ向勝負してくるし、小細工なしで戦ってくるんで男を感じます」と好敵手と認める。
「明日は打たれても、前にどんどん出て魂の出る試合をしたいと思います。勝つためには覚悟を持って、侍になってなんとしてもビャ・カ選手を超えたいです。盛り上がる試合というより 倒しに行く試合をしたいです」と、前回同様激闘が予測されるコメントで締めた。

最終更新:5/16(木) 15:18
イーファイト

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