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レッドブル、今季の苦戦は“タイヤと新エアロ規定”のダブルパンチが要因か

5/16(木) 12:20配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルはこれまでの開幕から5戦で、マックス・フェルスタッペンが2度の3位表彰台を獲得している。彼らはマシンと共に進歩を進めており、チャンピオンシップにおいてはフェルスタッペンがメルセデスに最も近い挑戦者だ。しかし、レッドブルの2019年マシン、RB15はいくつかの困難に直面している。

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 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今季から全戦に導入された、トレッド面が薄くなった新タイヤと、フロントウイングのレギュレーション改訂がその要因だと考えているようだ。

「おそらくふたつの要素の組み合わせだろう」と、ホーナーはこれまでのレッドブルの苦戦の原因を説明した。

「ひとつは(トレッドが)薄いタイヤとその硬さだ。我々は昨年の終盤、タイヤについてはとても上手くいっていたんだ」

「そして、過去数年に渡って我々が進化させてきたエアロダイナミクスのコンセプトは、明らかにフロントウイングから影響を受けやすいものだったと思う。なので、我々はその部分にもう一度焦点を当てて、バランスを取り戻す必要がある」

 ホーナーは、いま重要なのはレッドブルのシャシーとホンダエンジンの両方がプッシュを続けて継続的な進歩を進めることだと考えている。

「全ての面で進歩をすることだ。私はホンダは良い進歩をしていると思っている。ホンダの信頼性は以前と比べて素晴らしいし、パフォーマンスも力強い。しかし他メーカーも立ち止まっているわけではない」

「フェラーリがスペインGPで新しいエンジンを導入し、ルノーもまたアップグレードしている。メルセデスもカナダGPでは別のモノを導入するだろう。もちろん、ライバルは立ち止まっているわけではないが、我々が果たしている進歩にはとても満足しているんだ」

 今シーズンは、メルセデスが開幕から5戦連続でワンツーフィニッシュを果たし、タイトル争いで大きなポイント差を築いている。ホーナーに対し、既にタイトル争いは終了したと考えているかを訊くと、彼はこう答えた。

「ほとんどメルセデスのチャンピオンシップだと言っていいと思う。彼らは5戦で獲得できる最大ポイントからわずか3ポイントしか逃していない。シーズンはまだ長く続く。我々は1戦1戦に取り組むだけだ」

 メルセデスが失墜することを夢見ているわけではないが、ホーナーはどこかでメルセデスが追いつかれることに疑う余地はないという。

「倒される可能性は誰にでもある。F1は要するに共同作業であり、それは世界でも最大のモノだ」

「現時点では、メルセデスは絶頂にいる。しかし永遠に続くことは無い。我々の仕事は、今後何年かに彼らに挑戦できるだけの能力と道具を確実に備える事だ」

Jonathan Noble

最終更新:5/16(木) 12:20
motorsport.com 日本版

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