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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、ドライビングスタイルがアグレッシブ過ぎた? 「僕の面でも変える必要がある」

5/16(木) 19:54配信

motorsport.com 日本版

 昨シーズン、トロロッソからF1フル参戦デビューを果たし、今季からレッドブルのドライバーに”昇格”したピエール・ガスリー。しかし彼は、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンと比べてペースが劣るなど、苦戦を強いられている。

【動画】F1スペインGP決勝ハイライト

 ガスリー曰く、自身の活躍を阻んでいる要素のひとつは、そのドライビングスタイルにあると考えているという。その中でも、特にスロットルのコントロールが、マシンとタイヤに適していないようなのだ。

「それほど大きく離れているわけじゃない」

 レッドブルのマシンを快適に感じているかどうかを尋ねられたガスリーは、そう語った。

「僕らは、満足に感じるためのモノをいくつか見つけたと思う。でも、まだ変えたいと思っていることがいくつかあるから、完璧からどれだけかけ離れているのか、判断するのは難しい」

「とにかく僕が感じることができるのは、まだまだ先があるということだ。少なくとも、もっと一貫性があり、扱いやすくできることが分かった。そしてそれは、毎週末の作業からもたらされた、うまくいくためのベースラインになると思う」

「基本的な部分には満足している。でも、最後のコンマ数秒を見つけるために、やらなければいけないことがあると思う。現時点では、マシンに合わせるように、僕の側で変更する必要があるだろうね」

「チームに加わって、そこにあるパッケージで走った。いくつかのコースでのパフォーマンスは良かったと思う。でも、まだ僕のドライビングスタイルはアグレッシブすぎるんだ。それは、マシンにはうまく合わなかった」

「それは、成果を上げ始めるための仕事に過ぎないと思う。もちろん、僕はもっとパフォーマンスが欲しい。それを見つけるために働き続けるんだ」

 レッドブルの今季マシンを乗りこなすのが難しい理由として取り沙汰されている要素のひとつは、コーナーを通じてマシンのバランスが変わってしまうことだったと言われている。コーナーの入り口、中間、出口で、ハンドリングが変わってしまうというのだ。ガスリーはこの特性に苦しめられたという。

「確かにそれは、今年の最初に起きたことだと思う。より一貫したバランスを目指し、コーナーでのシフトチェンジも少なくしようとしたんだ」

 そうガスリーは説明する。

「それが僕らが改善した部分であり、それが良いフィーリングをもたらしてくれる。(マシンに)何を期待できるか、事前に分かっているんだからね」

「まだまだ改善する必要があると思うけど、今年の始めに比べれば一歩前進した。僕としては、今はトラクションを綺麗にかけようとしている。事実、パワーをアグレッシブにかけてしまった時、それが利益を生むこともあれば、マシンがスナップしてしまって、タイヤをオーバーヒートさせてしまうこともある」

「タイヤの面で何が起きるのかは分かっている。だから、この部分で改善できることがもっとたくさんあると思う」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ガスリーが復調すると確信している。

「ピエールはさらに強くなっている」

 ホーナー代表はそう説明する。

「彼はスペインGP決勝の後半、妥協を強いられた。彼はフロントウイングでデブリを拾ってしまったんだ。しかしそれでも、彼は力強いレースを走った」

「我々は明らかに、今のところは彼にクルマを乗りこなして欲しいと思っている。それで毎週末、彼は進歩してきた」

 ガスリーはもっと力強いパフォーマンスを発揮する必要があると思うかと尋ねられたホーナー代表は、次のように語った。

「ピエールに対してフェアに言えば、そうなり始めていると思う」

「中国は彼にとってターニングポイントだった。彼はバクーでも良い週末を過ごし、スペインでも堅実な週末を送った。彼のレースは、半分の走行距離のあたりで、フロントウイングに詰まったデブリのせいで妥協を強いられることになった。彼はその状況をうまくマネジメント出来たと思う」

Jonathan Noble

最終更新:5/16(木) 19:54
motorsport.com 日本版

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