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鶴竜5連勝「体が反応している」 大相撲夏場所

5/16(木) 22:04配信

産経新聞

 大相撲夏場所5日目は16日、両国国技館で行われ、横綱鶴竜は小結碧山を寄り切りで下し、5連勝とした。。

 横綱白鵬に続き、新大関の貴景勝まで土俵からいなくなった。看板力士が相次いで休場する中、存在感を高めているのが一人横綱の鶴竜だ。ここまで引く相撲は見られず、大関以上ではただ一人5連勝。「体がしっかり反応している。良かった」と涼しげに言った。

 過去17勝1敗の碧山をこの日も圧倒した。長い腕で押してくる相手にひるむことはない。碧山が組むのを嫌がって後退すると、「距離が開くと相手は引きもある」としっかり足を前に出して体を寄せた。最後は低い姿勢から懐に入って寄り切り。盤石の相撲だった。

 右足首を痛めて昨年九州場所、今年初場所を休場。先場所もその影響が残り、10勝5敗に終わった。けがが癒えてきたことで状況は好転。場所前は出稽古を重ね、マッサージや電気治療で体のケアに努めてきた。今は「しっかり相撲に集中できている」と胸を張って言える。

 貴景勝が休場しても動揺はない。「そういうことは考えず、とにかく自分の出番まで集中してやる。(自分は)見る側じゃないので」。目元を緩め、穏やかな口ぶりからは余裕が伝わってきた。

 初日から一人横綱を務めるのは昨年春場所以来。そのときは優勝を果たしている。「きょうは終わったのでまた明日に集中する」。盛り上がりが心配される令和最初の本場所で、最高位としての責任を果たしていく。(浜田慎太郎)

最終更新:5/16(木) 22:04
産経新聞

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