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脱毛症、守ってくれた友への恩返し、強くなるために・・・。 オリンピックとボクシング。期待の若手ボクサー・松本圭佑に隠された思い

5/16(木) 15:14配信

テレコムスタッフ

Momentum~アスリートの瞬間~ ボクシング 松本圭佑

東京オリンピック出場を願うボクシング選手・松本圭佑。
鋭いパンチに卓越したフットワークを武器とする。
松本がボクシングを始めるきっかけには驚きの事実があったーーー。

「アスリートの瞬間」を独自インタビューと映像で綴るシリーズ<Momentum>。
ボクサー松本選手の第1回です。

■小学生から始めたボクシング。なぜボクシングを始めたのですか?

松本:始めた経緯は結構色々あります。ぐーたらな生活が続いていて、ちょっとぽっちゃりしてきていたんです。それで何かしなきゃと思って、ボクシングのトレーナーでもあった父に誘われて通うようになりました。でも、その裏には小学校に入って脱毛症になったことも関係していると思います。本当に髪の毛が全部抜け落ちて、眉毛もなくなりました。当時は何に対しても消極的で、人と接するのが嫌だった。そんな自分に父は強くなってほしいという思いもあって、ボクシングに誘ってくれたのだと今は思います。

■ボクシングと出会って変わりましたか?

松本:脱毛症になって、全部髪の毛が抜け落ちて、ホント眉毛全部もなくなって。やっぱり上級生だったり色んな人に変な目で見られたり、ちょっかい出されたりとかもあったんですけど、その時に同級生がみんな守ってくれていたんですよ。それがすごくありがたいなと思っていて、その人たちに恩返ししたいなぁとずっと思っていて。だったらボクシングで有名になって友達がすごいチャンピオンになったんだよって自慢させてもらえるようになりたいと小さな頃から思っていて。ボクシングもどうやったら強くなれるか考えた時に、人への感謝の気持ちは忘れないようにしようと思っています。

■「恩返しの気持ち」が競技へのモチベーションになっている?

松本:友達であったり家族であったりサポートしてくれるみんながいるからこそやれることで、あまり自分のためって考えたことなくて、周りの人の喜ぶ顔が見たいって気持ちの方が大きいです。それが逆に自分の力となると思ってます。

◇オリンピックでのボクシング

左右の拳にグローブを着用し、2人の競技者がリング上で相手と打ち合って勝敗を決める格闘スポーツ。攻撃手段はパンチ、攻撃対象は相手の上半身のみで格闘技の中でも限定的なルールがあるのが特徴。古代オリンピックからある競技で、近代オリンピックでは1904年セントルイス大会以降、1912年ストックホルム大会を除いて、すべての大会で実施されてきた。女子は2012年ロンドン大会から正式種目として採用。2016年リオデジャネイロ大会よりプロの参加が解禁となった。

◇選手プロフィール

松本圭佑(まつもと けいすけ)
1999年神奈川県出身。小学3年生から本格的にボクシングを始める。U-15ボクシング全国大会5連覇。現在はボクシングの名門東京農業大学で東京オリンピックメダル獲得を目指し練習に励む。父は元東洋太平洋フェザー級王者で名トレーナーの松本好二氏。

◇Momentum~アスリートの瞬間~とは

本企画「momentum」(ラテン語で「瞬間」の意)は、2020年東京オリンピック出場を狙うアスリートを取材。競技の神髄である「瞬間」を新感覚の映像で切り取るスポーツ動画シリーズです。

最終更新:5/16(木) 15:14
テレコムスタッフ

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