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阪神戦で“歴史的大炎上”した巨人菅野に一体何が起きているのか?

5/16(木) 5:14配信

THE PAGE

巨人の菅野智之(29)が15日、東京ドームで行われた阪神戦で、入団以来、自己ワーストとなる1試合4被本塁打、10失点の“歴史的大炎上”で6回途中に降板、3敗目を喫した。被本塁打数の13はセ・リーグワーストで防御率も4.36にまで急降下した。2年連続で沢村賞を獲得している“絶対エース”に一体何が起きているのだろうか?

「本来の姿ではなかった」

 あの菅野が“ただの人”になっていた。
 ストレートは最速151キロをマークしたが走らない。変化球もキレない。そして自慢のコントロールも崩壊。ボールが高く浮く失投のオンパレード。立ち上がりに糸井に許した先制2ランもボールが先行してカウント3-1から高めに浮く甘いスライダーだった。さらに福留、梅野、マルテに3連打を浴びて、もう1点を失うが、マルテに打たれたのも真ん中高めにすっと入ってくる「打って下さい」というようなスライダー。2回に入っても“異変”は続く。

 一死から近本に高めの151キロのストレートを捉えられて右中間真っ二つ。二死一、三塁から大山、福留に連続タイムリーを許す。
 3、4回と三者凡退に抑え、一度は立ち直ったかに見えた。4回裏には、リクエストで判定が覆る意地のタイムリー内野安打を自らの全力疾走でもぎとって1点差に迫るが、5回に福留にソロを浴び、原監督が、「本人が納得いくまで投げさせるつもりだった。6回は責任イニング」という6回に“再炎上”した。

 木浪、大山に一発を献上。大山にはレフトの最上段にあるバルコニー上の壁にぶつけられる屈辱的な特大弾。1試合4発も10失点もプロ入り7年目にして初の“歴史的大炎上”である。マウンド上で菅野は、薄笑いを浮かべ、やがて、それは自分自身にあきれたような複雑な表情に変わった。

 4月25日のヤクルト戦でも3被弾で4回途中で7失点、前回8日の横浜DeNA戦でも5失点するなど、もう“たまたま打たれた”という状況ではなくなっている。
 試合後、原監督は「本来の姿ではなかった。本人が試行錯誤している中、少し頭が正常ではなかったのかな。体の方は元気で、そこは良かったのでしょうが。人生に山、壁はくるが、それを乗り越えて欲しい。打たれるホームランが増えているのも、本人にとって初めての経験。現実、こうなっているのでしっかり受け止めて欲しい」とエースの不調に深刻な表情だった。。
 一方、矢野監督は菅野の攻略について聞かれて「どうなんですかね。積極的な気持ちと菅野に向かっていく気持ちが良かったんじゃないですか。バッターは、みんながヒーローになるくらい、いいところで打った」と答えた。

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最終更新:5/16(木) 7:34
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