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「救助求めに離れた間に」・渓流釣りの男性2人死亡 同行の仲間が状況語る 山形・鶴岡市

5/16(木) 21:17配信

さくらんぼテレビ

山形県鶴岡市で渓流釣りをしていた男性2人が死亡する水難事故が起きた。一緒に釣りに来ていた男性が事故の状況を語った。

(一緒に釣りに来ていた村山保美さん)
「下にコケが生えていた。ズッーと滑って下が滝というか50センチくらいのくぼみがあって、運が悪かったのか足を挟んでしまって動けないと言っていた」

こう話すのは茨城県の団体職員・村山保美さん(65)。村山さんは15日、かつての仕事仲間2人と鶴岡市大鳥に渓流釣りに来た。朝からタキタロウ橋の東1.6キロにある「矢吹沢」で釣りを始めたが、昼ごろになって仲間の一人である山口祐二さん(66)が岩場に足が挟まって動けなくなった。

村山さんは、もう一人の仲間の大久保俊純さん(64)と一緒に山口さんを助けようとしたが、1時間ほどしても岩場から足を抜くことができなかった。

(村山保美さん)
「2人とも年も年ですのでダメージが大きくなって(大久保さんは)上流を向いていたので落ちた水が口に入って、あとは手が疲れたり顔が沈んだりして水が入って」

(記者)
「死亡した男性2人は私の後ろに見える沢の上流で発見された。しかしこれ以上近づけない。この付近一帯の水の流れが後ろにある山からの雪解け水でかなり速くなっている」

村山さんは自力での救助は難しいと判断し大久保さんを岸に上げ休ませた。そして携帯電話がつながらなかったため、40分ほど歩いて山を下り警察に通報した。

しかし応援要請を受けた秋田県の消防防災ヘリが発見したのは、ともに心肺停止状態となった大久保さんと山口さんだった。大久保さんは15日に救助されたあと死亡が確認され、山口さんも16日午前、県の消防防災ヘリに収容されたあと死亡が確認された。

(村山保美さん)
「自分は救助のために連絡に行くからと話して、その時は意識があったんですよ。信じられなかったです。だって帰る時(助けを求めに行く時)は生きていたんですもん、信じられないです」

3人はイワナなどを狙って毎年「矢吹沢」を訪れていて、今回も泊りがけで来ていた。警察は17日以降司法解剖し死因などを調べることにしている。

最終更新:5/16(木) 22:05
さくらんぼテレビ

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