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最大50日間バッテリーがもつスマホ、充電する機会もないまま消える...

5/16(木) 12:40配信

ギズモード・ジャパン

もうちょっとデザインのことも考えてね…。

スマートフォンやタブレットを使っていて、最大の悩みとなるのは、外出先でのバッテリー切れでしょう。いつもよりちょっと多めに使っただけで、今日は家まで持ちそうにないだなんて非常事態は、意外と頻繁にあったりします。だから、もうとにかく超ドデカいバッテリーを搭載し、絶対に途中で電池切れになることがないAndroidスマートフォンを作っちゃおうと、フランスのAvenir Telecomが「Energizer Power Max P18K Pop」を発表し、今年のMWC(モバイル・ワールド・コングレス)において実機を披露しては注目を集めていましたよね?

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こうやって比較対象と並べてみると、なんとリップクリーム2本分よりも分厚い本体サイズ! その厚さは約28mmということです。その代わり、ここへ1万8000mAhという巨大なバッテリー容量を搭載し、フル充電から50日もの連続スタンバイを可能にしてしまいましたよ! 連続通話時間は90時間、ずっと画面で動画を流し続けても最高2日間は充電不要という、まさにモンスター級のスペックで、これ以上パワフルなバッテリーが必要という状況は想定しづらいでしょう。

当然ながら、Energizer Power Max P18K Popから、ほかの端末へ給電可能なパワーバンク機能も装備されていました。

Galaxy S10との比較画像はこちらです。iPhone XSなら3台分、MacBookなら2台分を重ねても、まだEnergizer Power Max P18K Popのほうが分厚いという現実は、残念ながら、ユーザーからは受け入れられなかったようです。

MWCで話題になり、Indiegogoのクラウドファンディングにおいて、549ドルから支援者を募ってきたのですが、希望額を集められないまま、Energizer Power Max P18K Popは終焉を迎えてしまいました。120万ドルの資金集めが目標とされていたものの、実際には1万5005ドルが集まったのみで、目標額の1.2%で打ち切りとなってしまったようですね。

すでにネット上では、そもそもIndiegogoで話題作りのためにやってみただけであり、最初から本気で商品化する意志なんてなかったのでは? そんな反響も高まっているみたいです。こうしたクラウドファンディングにアプローチしてきたものの、必ず商品化して実績をあげてきたSpheroなどのメーカーは、資金集めではなく、主にファン層の拡大目的で利用してきました。Energizer Power Max P18K Popのように、話題性のみで発売へといたらなかったもののほとんどが、クラウドファンディングでの資金を当て込んでは、思うようにお金が集まらなかったという経緯をたどってもいるんだとか。

『目標額には到達しなかったものの、パワーバンクとしても使える、驚異的なバッテリー寿命のスマートフォンへの関心は高いことを確信できました。今後とも分厚さやデザインの改良に努めてまいります。』

クラウドファンディングの終了を受け、Avenir Telecomは、このようにコメントしました。

さすがにここまでは分厚くなくていいので、それでいて格段にバッテリーの持ちがいいスマートフォンが、再び進化して発売されるよう、ぜひとも心待ちにしたいところでしょうか~。

Source: Indiegogo via The Verge

Victoria Song - Gizmodo US [原文] ( 湯木進悟 )

最終更新:5/16(木) 12:40
ギズモード・ジャパン

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