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くまモン強し「図柄入りナンバープレート」申込数、明暗分かれる 東京近郊は不人気?

5/16(木) 19:03配信

乗りものニュース

「熊本」「福山」が2強の状態

 2018年10月に全国41の地域で交付が開始された、自動車の「地方版図柄入りナンバープレート」。希望者が国などに申し込んで有料で取得できるものですが、国土交通省自動車情報課によると、2019年4月末時点における申し込み件数の上位5地域は次の通りです。

【画像】「図柄入りナンバー」人気ベスト5、ワースト5

・1位:「熊本」(熊本県全域)、9129件
・2位:「福山」(広島県福山市ほか4市3町)、8634件
・3位:「仙台」(仙台市)、4575件
・4位:「愛媛」(愛媛県全域)、3913件
・5位:「富士山(静岡県版)」(富士宮市ほか静岡県内3市1町)、3395件

「熊本」「福山」の申し込み件数が、3位「仙台」を大きく引き離しています。

 図柄入りナンバープレートの目的は、国土交通省によると「走る広告塔」として、地域の魅力を全国に発信することです。このため、図柄には地域の名所や特産品、花、祭り、歴史などにまつわるものが多いなか、「熊本」のナンバープレートには県のキャラクターである「くまモン」、「福山」のナンバープレートにはプロ野球「広島カープ」のキャラクターである「カープ坊や」が使われていることが、人気の理由です。

 熊本県の交通政策課によると、ナンバープレートのデザインは複数案から県民投票で選ばれたものですが、どの案でも「くまモン」の使用は前提だったといいます。

「キャラクターの認知度がとても高く、県内にもファンが多いです。デザインもかわいらしく、県民の方に喜んでいただけていることが、申し込み件数に表れているのでしょう。これを取り付けたクルマで県外へお出かけいただくことによる、県のPR効果も高いと見ています」(熊本県交通政策課)

 県も公用車に図柄入りナンバープレートを取り付けているほか、県下の新車ディーラーにも普及に協力してもらっているといいます。

追う「福山」、大差の3位「仙台」はどう対抗?

 一方、「福山」ナンバーにおける「カープ坊や」のデザインは、すんなりと決まったわけではありません。そもそも、広島カープの本拠地は「広島」ナンバー地域の広島市です。

 福山市企画政策課によると、「カープ坊や」のナンバーは「県東部でも広島カープを応援していることを示す」目的もある一方で、名所や特産品を図柄にする案では、関係自治体のあいだで一致するイメージがなかったことから、「そもそも『福山』ナンバーの地域が広島県にあることを知ってもらえるデザイン」として導入されたといいます。

 広島カープは2018年9月、球団史上初のセ・リーグ3連覇を達成しました。この勢いに乗ってか、図柄入り「福山」ナンバープレートの申し込みも多かったといい、2019年2月までは「熊本」をしのぐ全国1位でした。現在は「『1位奪還』を狙いPR中です」(福山市企画政策課)とのこと。県下全域が対象の「熊本」と比べて、登録台数のうえでは不利になるものの、新しい公用車にも順次取り付け、県内企業にも取り付けを依頼するなどして、「まずは1万枚」という目標を掲げているそうです。

 2位「福山」と申し込み数において4000件以上の差で、3位となっているのが「仙台」です。仙台市の郡(こおり) 和子市長は2019年5月7日(火)の定例会見で、「なにぶん相手が『くまモン』と『カープ坊や』ですから、これは強敵ですよね。そういう意味では健闘しているといってもいいと思います」という認識を示しました。

 仙台市政策調整課によると、事業用の図柄入りナンバープレートに限った場合では、「仙台」が全国1位だそうです。市営バスの全車両に図柄入りナンバープレートを取り付けていることが大きいとのこと。このほか、市営バスでPRのためラッピング車両を運行したり、市営地下鉄の車内で広告を出したりしているほか、自動車ディーラーにも普及のお願いをしているといい、「目標は2位に追いつくことではなく、『交付から1年後(2019年10月)に全国1位』です」と意気込みます。

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最終更新:5/16(木) 21:27
乗りものニュース

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