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調査会社が新世代における「8種類のゲーマー分類」を公表。セール待ちからストリーミング視聴派まで、ガチゲーマーには子持ちが多いとの結果も

5/16(木) 11:31配信

電ファミニコゲーマー

 従来より用いられてきたゲームファンの「ハードコア/カジュアル」という区分は、現在の多様化したゲームへの接し方にはそぐわなくなってきている。

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 ゲームおよびeスポーツの市場調査を行うNewzooは、ゲームの楽しみ方を「遊ぶ」だけでなく、「視聴」と「購入」の3種に拡大。ゲームファンの嗜好を現在の動向に合わせて8つのグループに分割した。この新しい区分を利用し、世界の主要30都市のゲームファンへの意識調査を行った結果を発表した。

・アルティメットゲーマー(13%)
ゲームこそ我が生命!可処分所得・時間をすべてゲームにつぎ込む究極のゲーマー。
・オールアラウンドエンスージアスト(9%)
「The Ultimate Gamer」程ではないが遊ぶ、見る、買うのすべてを楽しむバランス型ゲーマー。
・クラウドゲーマー(19%)
最高のゲームを安価に楽しみたい!基本無料や値引きされたゲームを好み、本当に必要なハードウェアだけを購入するゲーマー。
・従来型ゲーマー(4%)
たくさんのハードウェアを所有し、他人のゲームプレイを見ることより自分でプレイすることに興味を持つゲーマー。
・ハードウェアエンスージアスト(9%)
最新のハードウェアを追い、最高の環境を求めるゲーマー。
・ポップコーンゲーマー(13%)
自分でゲームをすることはあまりないが、他人のゲームプレイを見るのは好きなゲーマー。
・バックシートビューワー(6%)
かつては多くのゲームを遊んでいたが、時が経ちゲームプレイから遠ざかったゲーマー。ストリーミングやeSportsイベントを見てかつての情熱を思い起こす。
・タイムフィラー(27%)
ゲームは暇な時間に遊ぶゲーマー。モバイルゲームを好み、PCゲームに触ることはない。

 ゲーマーを8つに区分したとき、「ゲームは自分で遊んでこそ!」という「従来型ゲーマー」がたったの4%にしか満たないことを驚く方も多いだろう。「ハードコア/カジュアル」の区分が、現在のゲームの楽しみ方に則していないことがわかるはずだ。Newzooの調査は、これらをさらに男女で分割して統計している。

 男女間で割合がもっとも大きく差が開いているのは「タイムフィラー」だ。女性は全体の36%で第1位となっているが、男性は19%と女性の半分ほどの割合になっている。したがってタイムフィラー全体では2/3が女性ということになる。また年齢別で見ると、36から40歳と51から65歳に集中している。空いた時間にスマートフォンで遊ぶというイメージのゲーマーがこの区分に当たり、全体で27%ともっとも多いが、もっとも男女差が出る区分でもあるようだ。

 男性では21%ともっとも多い「クラウドゲーマー」は、女性でも17%と2番目に多い区分だ。ハードウェアよりソフトウェアに興味を持ち、できるだけ安価で最高のゲームをプレイしたい層がここに入る。基本無料のゲームを楽しみ、ダウンロード販売サービスのセールでゲームを買うゲーマーというのがイメージとしては最も近いだろう。

 あまりクラウドといった感じはしないが、Newzooはこの層をSIEのPlayStation NowやマイクロソフトのxCloud、GoogleのStadiaといったクラウドゲーミングプラットフォームの潜在的な顧客になりうるゲームチェンジャーとしている。

 また全体の割合は少ないが、「タイムフィラー」に次いで男女差が出ているのが「アルティメットゲーマー」だ。男性が15%、女性が9%と男性比率が高い。平均年齢は28.13歳、年齢区分では26歳から30歳がもっとも多くなっている。この区分は実際にゲームを遊ぶことだけでなく、ストリーミングで視聴すること、そしてハードウェアを買うことの全てをこよなく愛するゲーマーが分類される。

 アルティメットゲーマーについてはさらに詳細な調査内容も公開されている。「ゲームに全てを注ぎ込む」という指向ではあるが、趣味はゲームの他にコンピューターやガジェット、映画もランクインしている。家庭でのプレイスタイルは、ひとりで遊ぶより子供と一緒に遊ぶ割合が有意に高くなっている。ゲームの熱狂的なファンは子持ちが多いという、非常に興味深い結果となっている。

 ゲームをプレイすることより、他人のゲームプレイやイベントを視聴することを好む「ポップコーンゲーマー」は女性では第3位、男性では第4位、それぞれ比率は14%と13%となっている。全体では13%と「アルティメットゲーマー」と同じ割合だ。しかし、アルティメットゲーマーの多くが男性だったことに対し、ポップコーンゲーマーは男女比がほぼ半々となっている。年齢区分もアルティメットゲーマーに比べると10代から60代まで大きく差は出ていない。最大のシェアは21から35歳の男性で、この区分の22%を占めている。

 家庭でのプレイスタイルは一人より両親や子供、配偶者とともに行うのが一般的のようだ。動画ということで、居間で家族と一緒にテレビのように観戦するという傾向にあることが予想でき、今後もeスポーツやストリーミングの発展とともに割合は高まるだろう。

 Newzooは、現在の年齢層が後年どの様な嗜好を持つようになるかも追跡調査していくとしている。なお、今回の調査に使われたアンケートの簡易版が公開されている。あなたは8つの区分のどれに当たるだろうか?

ライター/古嶋 誉幸

電ファミニコゲーマー:古嶋 誉幸

最終更新:5/16(木) 11:31
電ファミニコゲーマー

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