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貴景勝の「相撲人生を終わらせるわけにはいかない」

5/16(木) 11:33配信

日刊スポーツ

新大関の貴景勝(22=千賀ノ浦)が「右膝関節内側側副靱帯(じんたい)損傷」との診断書を提出し、夏場所5日目から休場することを決めた。16日の朝稽古後、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が「無理に(相撲を)取って相撲人生を終わらせるわけにはいかない。ゆっくり時間をかけて治して欲しい」と話した。

【写真】15日の取組後、土俵を支えにして立つ貴景勝

5日目の対戦相手だった玉鷲は不戦勝になる。貴景勝はこのまま再出場せずに負け越せば、7月の名古屋場所はかど番で迎える。

親方は前日から休場させる意向だった。「本人が1番悔しいし出たいとは思う」と弟子の意思を尊重しながらも、「私はもともと休場させるつもりだった」と明かす。貴景勝は早朝から病院を複数軒まわっており、MRIを撮るなどして、けがの詳細を調べている。

貴景勝は4日目、小結御嶽海を寄り切ったが、右膝の内側を負傷。「痛めてないです」と言い張り、詳細は明かさなかったが、千賀ノ浦親方は、16日に出場の可否を判断するとしていた。故障を招いた場面は、貴景勝本人いわく「投げを打った際」という。

新大関場所で、あまりにショッキングな出来事。師匠は「けがは怖いですね…」と神妙な面持ちで話した。再出場の可能性については「考えていないですけどね。その辺はまだ今日病院に行ったばかりなので」と話すにとどめた。

新大関の休場は、現行のかど番制度となった69年名古屋以降、18年名古屋場所の栃ノ心以来8人目。翌場所も負け越して大関陥落したのは、過去に武双山だけ。武双山はその翌場所に関脇で10勝を挙げ、大関に復帰した。99年春場所で千代大海が休場、翌場所全休したが、公傷制度(当時)により陥落しなかった。

最終更新:5/17(金) 16:15
日刊スポーツ

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